泳がせ道

f:id:mtwildcross:20200821221311j:plain

シマノのNEXAVE 僕には5千円くらいのリールで十分

先日、泳がせでヒラメが1匹釣れたので、僕の中で泳がせのシーズンが開幕しました。

3週間ほど前まではウナギ釣りにドップリだったんですが、もうウナギは十分味わったというのもあってプッツリとウナギ釣りはやめました。

今日は平日休みだったので『イワシが入ってきている』という港に朝マヅメを狙いに行ってきました。

たしかにイワシらしき魚はわんさか泳いでいるのですが、なぜか僕のサビキ仕掛けに全く反応なし。小さいフグが1匹釣れただけでした。

エサの小魚が釣れないのでは、泳がせ釣りは出来ようもありません。1時間ほどで納竿としました。

夕マヅメは前回ヒラメが釣れた港へ。

 

今日も豆アジが入れ食いでした。サイズとしてはもうちょっと大きいのが欲しいのですが、ひたすら豆アジなので豆アジの下あごに泳がせ用の針(環付きセイゴ針)を通して泳がせてみました。

 

結果は2匹のヒラフッコでした。一度なかなかの手ごたえのあるやりとりに展開したのですが、残念ながらバレてしまいました。残念・・・・。せめて姿は見たかった。

型は小さかったのですが、前回に続いて釣果を得てしまい、毎日でも泳がせに通いたい

気持ちになってしまいました。

f:id:mtwildcross:20200821222530j:plain

ヒラフッコ26センチ

 

苦悩の旧里忘れ難く

f:id:mtwildcross:20200817012544j:plain

3か月ぶりくらいの泳がせの釣果 ~ヒラメ42センチ

いつのことだったか忘れましたが、『人生において苦しみは決して避けて通ることができない』と、ちょうど悟りはじめたときだったように思います、新聞のコラムでお坊さんが紹介していたのがタイトルの書き出しで始まる『苦悩の旧里忘れ難く、まだ見ぬ安養の楽土は恋しからず候』という一文でした。

 

『苦しみに満ちているとは言えこの世の中は去りがたく、苦労とは無縁で心の安寧が約束されているという天国には行きたいとは思わない』

という意味だと解釈して、この世の苦しみに悶える人間の生と死に対する葛藤がこの上もなく表されているなぁと唸ったものです。

今の私はまさに苦悩の旧里でもだえ苦しむ人間です。

いろいろと自分なりに頑張ってみたのですが、専門家の方の意見では現状を受け入れるしかないと・・・・。

今の自分にはとても受け入れることなんてできません。お盆休みは3連休でしたが、普通だったら初日は『何をしようかな』と楽しさMAXなんですが、今回は第一日目からどよーんと心は曇りっぱなし。

でも、人生は一度だけ、泣き暮らすのも、笑って暮らすのも人生。

もう、気持ちを切り替えるしかない!

ってことで3日間は釣り三昧でした。

初日の朝にウグイを釣りに行き、翌日朝、県南にクエを釣りに行きましたが、ウグイが食いちぎられるアタリはあったものの、針掛かりはありませんでした。

 

最終日は夕マヅメに泳がせでスズキとかを狙いに行ってきました。

f:id:mtwildcross:20200817014955j:plain

久しぶりのサビキ釣り

現地には5時ごろ到着、マヅメまではまだまだでしたが、そのうちどこからともなく、小魚の群れが岸壁近くに。

サビキ仕掛けを落とすと豆アジが釣れました。

豆アジは泳がせには小さすぎるので、何度か仕掛けを投入すると、ゼンゴサイズが釣れたのでこれを泳がせに。

すると緩めたドラグから激しい音が!

スズキか!?と思ったのですが、まてよ、ヒラメだったら慌てちゃいかん(ヒラメ40という鉄則があってアタリがあってから40秒は待てという教え)、と40秒数えます。

 

f:id:mtwildcross:20200817015220j:plain

ドラグ音をたてて糸が勢いよく! (静止画なので全然そんな風に見えませんが)

で、上がってきたのが冒頭の写真のヒラメでした。寄ってきたのを見て、最初はコチかと思いましたが、コチの方がうまいらしいですが、僕はヒラメの方がうれしい。

やったー!

f:id:mtwildcross:20200817015609j:plain

歯を見ればカレイとヒラメの区別はつくはず。 ~ヒラメは魚食性で歯が鋭い

1匹だけでしたが、久しぶりに泳がせの釣果に恵まれました。

 

 

 

忘れていた『困難に際して平常心』

f:id:mtwildcross:20200810130941j:plain

スタック(立往生)は林道走行の醍醐味。焦燥感と高揚感が入り混じる

今は釣りと野菜作りが趣味ですが、昔は軽四の四駆のジムニーで10年間くらい林道を走り回っていました。林道の中には平たんではなく、雨水によって浸食してかなり凸凹になった道もあり、そういった難路を走破した時の達成感はなんとも言えない快感でもありました。

 

ところで、僕の行きつけのスーパーに”ためになるお話”を袋詰めスペースに貼り付けてくれているところがあり、勉強になるのでよく読ませてもらうのですが、過去に「ドラマの主人公になったつもりで困難を楽しむ」という内容のがありました。

言われてみると、ドラマって波乱があってなんぼのもんです。

順風満帆で何の苦労も波風もなく平穏そのものの毎日を送る主人公のドラマなんて誰も見ないでしょう。主人公が山あり谷ありの困難に直面した場面ではハラハラしながら『次はどうなるんだろう!?』と胸をドキドキさせつつ、しかしその後の展開を楽しむのがドラマというものではないでしょうか。

だからと言って「ドラマの主人公になったつもりで困難を楽しむ」とアドバイスされても、当事者としては「いやいや・・・・そりゃむりでしょ」と思ってしまうのが往々にして現実です。

僕も『ドラマの主人公になったつもりでこの波乱を楽しめばいいんだ」と自分に言い聞かせたことがありますが、ドラマのようにハッピーエンドが約束されてもいない、見通しの見えない状態ではとても”困難を楽しむ”なんて心境には至りませんでした。

 

しかし、しかしです。先日ブログで触れた冒険家の風間深志さんは「困難に際しては絶対に諦めずに、平常心で臨む」とおっしゃられておりました。

 

僕も林道走行時に経験した数度のスタックの際にまず考えたのは「俺、落ち着けよ。とにかく落ち着けよ、俺。」と冷静になることでした。

 

スタックしてしまうと間違いなく「やべっ!」っと焦燥感に一気に襲われてしまいます。しかしパニック状態のままでヘタを打つと状況はさらに悪化します。

例えばぬかるみにはまった際、抜け出そうといたずらにアクセルを吹かしても空転するタイヤがさらに穴の深さを増してしまい、余計に脱出できない状態に陥ってしまいます。

大切なのはハマった時点で冷静に状況を判断することなのです。落ち着いた気持ちでどうするべきか考えて初めて脱出に向けた1歩を踏み出すことができるのです。

林道走行で得た経験を今、直面している困難に生かすべき時なのですが、その実、重~い心と頭で平常心を保って前向きに考えられるかというと、易くはないのが現実です。

でも、僕とは比べることすら失礼な程の経験を積まれた冒険家の言葉「絶対に諦めない。平常心で臨む。」は金言に間違いありません。

あせらず、あきらめず、平常心!自分に何度も言い聞かせようと思います。

 

閑話休題

久しぶりの野菜作りのお話です

近年稀にみる長雨の梅雨でしたが、梅雨が明けると今度は雨の降らいない日がずーっと続いています。

幸い、今借りている畑はすぐそばに用水路が流れており、地主さんから「好きなだけ使っていいよ」と許可を頂いている(水路の使用料は地主さんが払って下さっています。感謝!!!!!)ので、ホースを使って畑に水を導入しています。

 

しかし、畝が14あるので1本のホースでは間に合いません。そこで1本ホースを増設することにしました。

ホースの先に、ドリルで多数の穴をあけた塩ビパイプを差し込みます。そして細かなごみを吸い込まないように、ミカンネットで保護。

 

f:id:mtwildcross:20200810134352j:plain

吸水パイプ

穴をあけた塩ビパイプをホースの先につけるのはホースだけだと、すぐに葉っぱとかのゴミが詰まってしまうからです。穴あき塩ビパイプによって吸水面の面積を大きくすることで面積当たりの吸水力を弱めてごみを詰まらせにくくするという寸法です。

これによって今までは半日ほどで詰まっていたホースが2日くらいもつようになりました。

f:id:mtwildcross:20200810134832j:plain

左が吸水管1号。右が今回増設した2号

 

実は今借りている畑は2度目に借りた畑で、最初に別の地主さんから借りた畑は買い手がついてしまい、泣く泣く返すことになってしまいました。それから1年ほどは近所を自転車で回って空いている畑を探したのですが、なかなか適当なところがなく、仕方なく家庭菜園を120%くらい有効活用していたところに、良いお話があり、今の畑を使わせてもらうに至っています。

 

f:id:mtwildcross:20200810135210j:plain

勢いも十分

最初の畑と今の畑は広さはほとんど変わらないのですが、決定的に違うのが傍に利用できる用水路が流れている点です。最初の畑は日照りが続くともう成す術が無かったのですが、今の畑は6月初旬から10月初めくらいまで水が流れているので夏場の雨の降らない時期でも水に困ることはありません。

 

まさに塞翁が馬というお話です。

 

人生の難路にあえぎ、野菜作りの気力もすこーし失せかけていたのですが、野菜の成長を楽しみに冬野菜の準備にとりかかりたいと思います。

諦めたり諦めなかったり

f:id:mtwildcross:20200808112217j:plain

この日も舗装路に戻ってうまいジュースを飲むことができた

先日のブログで『絶対に諦めない』なんてブログのタイトル・中身として教科書的なのを書きましたがその実、翌日には諦めモードに変わってました。

一度決心しても、わたしのふわふわした心では一度決めたことを貫徹させるというのは難しい。

でも、ため息ついて気持ちが重くなっても心のどこかでは再起の小さな炎を燃やし続けていたい、そんな毎日です。

 

今、前に進む力を与えてくれているのは、『秋にブリが釣りたい!』という一心な気がします。

 

まだブリには早いので県南の港がコロナで封鎖されるまえに、クエを釣りに行ってきました。クエは塩サバで狙おうと思ったのですが、生餌も効果的ということで、銀平(ウグイ)を確保するために近くの川に行きました。

朝マヅメで入れ食いでしたが、7時前にぱったりとアタリが止まりました。

f:id:mtwildcross:20200808112751j:plain

久しぶりに握る渓流竿、もう20年以上前のものです。

f:id:mtwildcross:20200808113046j:plain

婚姻色になりかけのオイカワも釣れました(リリース)

f:id:mtwildcross:20200808113123j:plain

ウグイを10匹くらい確保できました

f:id:mtwildcross:20200808113153j:plain

環付きムツ針

現地には夕方到着して釣り始めましたが、夜は明確なアタリ無く、眠くなったのでしかけはそのままに鈴をつけて仮眠。時々鈴が鳴りますが、竿先が揺れるだけでエサが食い込まれることはありませんでした。

その後何時ごろだったか鈴が連続して鳴って、『これは来た!』と思って巻き上げて釣れたのはウツボでした。

f:id:mtwildcross:20200808113751j:plain

引きごたえは十分 ~ウツボ

その後、朝マヅメも狙いましたが釣れたのはまたウツボでした。一度20センチくらいのウグイが食いちぎられるアタリがありましたが、針かかりせず、正体はわかりませんでした。

 

県南クエ釣りの1週間後、スズキを狙って大野川河口にウグイの泳がせに行きましたが残念ながらアタリは全くありませんでした。

f:id:mtwildcross:20200808113917j:plain

大野川河口波静か

釣行回数だけは多く、無駄に経験は積んだので、『今年の秋は』と勝手に期待しています。

絶対に諦めない

f:id:mtwildcross:20200730234108j:plain

どんな状況に陥っても舗装路に生還して勝利の美酒(ジュース)を飲んできた

困難な状況に落ち込んでもう2か月くらいになります。少し希望の光が見えてきたかと思うとすぐに消えてなくなり、再び暗闇の中へ。その繰り返し。今日はどれくらいの深さがあるのかすらわからない深い深い井戸の底、しかも登ろうとしても壁はつるつるして掴むところすらない、と例えて間違いでない底に突き落とされていました。正直、もうだめだと諦めました。

少し前に、新聞で冒険家の風間深志さんの冒険談を読んで心に残った言葉が「どんな困難に直面しても決してあきらめない。平常心で臨む」でした。自分に言い聞かせて「俺も絶対諦めんぞ」と自らを奮い立たせたんですが、しかし鋼の心があるわけでもなく、またポッキリ心が折れてしまっていました。

それでも今日はもがいてみました。

そしたらつるつるだと思っていた井戸の壁にかすかに手でつかむことができそうなとっかかりが現れました。

これを手で掴んでも1回では上に上がれないでしょう。何度も何度も滑ってまた底に落ちるかもしれません。そのうちとっかかりが消え、また深くて真っ暗で何も掴むところの無い井戸の底で途方に暮れることになるかもしれません。でも諦めたらそこで終わり。何が何でも、もがき続ける。苦しくてももがき続ける。疲れたら少し休んで、またもがき続ける。そして絶対に諦めない。

 

そろそろクエ釣りに

f:id:mtwildcross:20200722001434j:plain

3日通って6匹

今年は本当に雨が多く、そのせいか野菜の生育が良くない気がします。

大切に育ててたくさん作ったピーマンですが、畑の移植後の管理に失敗し、株がどんどん枯れ、やっと残って育っていた株も長雨の影響か病気にかかってほとんど実をつけなくなりました。オクラも収量が少ないし、今年は野菜づくりがかなり厳しい状況で、もうやめよっかな・・・・と弱気になってます。

 

ウナギ釣りのほうは、ポツポツ釣れるのですが、一度釣ったところで二匹目のどじょうを狙うとほとんど釣れません。

ウナギって定位置があってそこを釣りきってしまうともういなくなったりするんでしょうか。今はとにか新しい場所を開拓しています。

今日は自宅付近の小川に夜、道具を自転車に積んでいってきました。この川は穴場だと思います。というのも本流との合流地点が急な坂になっていてパッと見た感じ、とても魚が登れそうな感じではありません。

 

しかし、ウナギの遡上(登攀?)能力はすさまじいらしく、数十メートルの滝ですら傍の岩に張り付いて登るという話です。

 

それならこの一見隔絶されたような川にもいるはず、と1時間ほど釣りをしたところ1匹だけ釣れました。爆釣といかなかったのが残念ですがこの川はまだほかにもポイントがあるのでしばらくここに通おうと思います。

エサが枯渇

f:id:mtwildcross:20200713235113j:plain

良型(50センチ?)2匹

毎年5月の中頃から近くの川に手長エビすくいに行くのですが、今年は雨が多く、川が常に増水状態。手長エビの好漁場が水没したまんまでエビフライとご無沙汰の日々が続いております。

 

その代わりというかもうこっちがメインになってしまっているんですが週に3,4回いや4,5回くらいはウナギ釣りに出かけております。

 

日曜日の夜、10時頃から釣り始めたのですが前回そこそこ釣れたポイントにエサを投入するも、ナマズが1匹つれたのみでアタリなし。どこに入れてもアタリがないので今まで入れたことのなかった藻のそばの流れのないところにミミズを落としたところ、

釣れたのが上の写真の2匹でした。

 

この間、ウナギ釣りに行きまくってわかったこと、感じたことなどを書いてみます。

 

①エサ

シーボルトミミズ最強だと思ったのですが、そうでもなく、ドバミミズでも釣れてます。ただ、シーボルトミミズを探すのはかなり難しく(ほとんど運)、ドバミミズも、どこにでもいるわけではなく、生息条件が限られており、掘れる場所を探すのが結構大変です。ちなみに僕は2か所メインの採掘場所を確保していたのですが、1か所目は掘りつくしてしまい、2か所目は落ち葉が片付けられたのか、大水で流されたのか、ポイント自体が無くなってしまいました。

 

②針など

ウナギ針の13号にハリスは2.5号を使っています。重りは13mmのガラスビーズを1~3個中通し重りとして使っています。

 

③竿とリール

よく言われることですが、なんでもOKな感じです。僕はシーバスロッド、サビキ竿、コンパクトな振出竿を使っています。

 

④釣れるポイント

ウナギは川があればどこでもいるような気はしますが、流れ込みの付近なんかが狙い目ではないかと考えています。

 

⑤時間帯

今の時期は日が落ちてから8時頃からが時合いでしょうか。濁りがあっても明るい時間帯に連れた経験は今のところありません。夜の22時から釣りに行くこともよくあるのですがその時間帯でも十分釣れる気がします。

 

⑥釣れる数

僕の場合、4匹釣れれば満足です。2匹じゃ物足りない感じです。1回だけ10匹近く釣れたことがありますが、サイズは小さいのを含めてでした。食べるときに思うのですが、小さいのは焼くのも大変だし、食べても脂がのってないので、積極的にリリースした方が良いなと感じています。

 

⑦食べ方

僕の場合は2日間くらいバケツで畜養していわゆる泥だし(正確にはう〇こ出し)をしてからさばいてます。さばくのは結構大変です。氷で仮死状態みたいにしてから脳天に刺身包丁を突き立てて〆てからお湯につけて表面のヌメリを固化させて包丁の背でこのヌメリをとり、上下のヒレをハサミで切ってさばいて冷凍。数がそろったら炭火で焼いて砂糖と醤油で作ったたれにつけて煮て食べております。

 

まとめ

スーパーなんかに行くと1パック2000円程度で売られている今や高級魚のウナギが釣れるんですから、やらなきゃもったいない!