履いてたタイヤを振り返る(その2)

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林道走行はこのタイヤから深化~ミシュランXZL

履いてたタイヤを振り返る(その1)をすこし前にブログに載っけましたが、その2の掲載が延び延びになってましたので今日は(その2)をあげたいと思います。

前回、ミシュランXZLまで行きましたのでお次のタイヤです。XZLも4万キロくらい履いて溝がかなり浅くなってきたので、お次はなんにしようかなと迷ったのですが、なんとなく四駆ショップの店員さんに勧められて履いたのがトーヨーのトランパスMTでした。

(でもこれがダメでした。)

今まで林道走りまくってパンクした経験は一度もないのですが、このトーヨーのトランパスMTは普通の道を走っていてパンクしました。いや、もしかしたら林道で傷を負って気づいたのが普通の道だったのかもしれませんが、とにかく空気が抜けてきました。

で修理に行ったのですが、サイドウォールに近いところだったのでパンク修理不能という診断。たいした道を走っていないのにパンクしてしまったので、『こんな信頼性の無いタイヤ履いて林道なんて恐くて走れん』という気持ちになってしまいました。

で、他の3輪は無傷でしたが4輪まるごと履き替えることにしました。トランパスは数千キロくらいしか走ってなかったんじゃないかなー。トランパスには悪いんですが良い印象はありません(運の問題だとは思うんですが)。

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オラオラ軽な感じの一枚 BFG/MT

トランパスが残念な結果になって次に履いたBFG/MTですが、このタイヤとともに、一番濃密な林道走行人生を送りました。幅はたしか225ミリだったと思います。幅広目だったのでタイヤハウジングに干渉してしまい、対応にちょっと試行錯誤。5mmのスペーサーを噛ませても前輪がまだ干渉するので、干渉元であるショックアブソーバーの取り付け台の端っこを金づちで叩いて出っ張りをなくしてようやく普通に走れるようになりました。でも凸凹の激しい林道ではそれでも干渉していたような。といっても走行に支障のあるレベルではなく、接地面積も広くて雨の路面でも安心して走ることができました(とか言ってますが、通常の道路でスリップするほどかっ飛ばす技量も度胸もない)。

 

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細身より太身の方がしっくりきます

上の写真はタイヤローテーションをするときに、スペアタイヤとしてキープしていた

XZLを使った時に撮ったものです。XZLの細さがわかる一枚です。見た目の問題ですが

225ミリのBFG/MTはしっくりきてますねー。最高です。

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憧れのブラッドレー

BFG/MTを最後に9年間のジムニー生活とお別れとなりました。ジムニー時代最終盤は面白そうな林道には行きつくしてしまい、もうどこに行ったら良いのかわからないのと、林道走行に対する情熱が冷め始めていました。寂しい事でしたが。

家庭の事情もあり、まだまだ快調に走っていたジムニーから降りることにしました。あんなに愛して止まなかったジムニーなのに、私の心も移り気だったようです。

次に乗った車がトヨタの70系プラドでした。林道走行熱は冷めてもクロカン系四駆好きは続いていたのであれこれ迷いましたが7プラになりました。

7プラはランドクルーザーの名前こそ冠されていますが、コアなクロカン四駆乗りからは「プララドはランクルではない」と格下扱いされることもある存在でした。何がダメなのかと言うと、その理由の一つはクロカン四駆に重要な凸凹路面走行性能が低いということがあげられます。

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凸凹路面走行時のイメージA

林道というのはそこそこ凸凹があった方が楽しいのですが、そんな時にサスペンション系がイマイチで路面追従性が悪いとタイヤが浮いて立ち往生してしまいます。

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タイヤが浮いてると駆動力が逃げて前に進めない

コアな四駆乗りはタイヤが浮いても空転しないように、デファレンシャルを溶接したり、

ああ、もうやめておきましょう。話が変な方向に行ってしまいそうです。

話を戻しまして、プラドに乗り換えて最初に履いたのはジオランダーMTでした。といってもこれ中古でして、正しくは四駆乗り憧れのホイール「ブラッドレー」が欲しくてヤフオクでホイールとセットなったジオランダーを落札したというのが本当のところです。

 

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ラフロードは走らないけど、やっぱりMTタイヤを履きたい(ファッションとして)

その中古のジオランダーMTですが、かなり溝が減っておりまして、バランスもすこぶる悪かったのでしょう、ステアリングのジャダーがひどくなったので新しいタイヤに変えることにしました。で、今度は今まで履いたことのない新しいタイヤになりました。ブリジストンDUELER/MTです。このタイヤでもラフロードを走ることは無かったのですが、溝が減らなくて長寿命で助かりました。6万キロくらい走った気がします(走らせすぎ?危険?)。

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で、またジオランダーに戻ると

6万キロ走ったブリジストンの後は、安かったという理由でまたジオランダーMTに戻りました。MTタイヤで有名なところでは住友のグラントレックという選択肢もありましたが、減りやすいという評判なので候補にはあがりませんでした。

 

このジオランダーMTは4万キロくらいで溝が寂しくなってきたので、次に履いたのが

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無駄にフラットバルブ。これもファッション

今も履いてるDUELER/MTです。前に履いてたのとパターンが変わりました。前の方が好みでしたが、各社のラインナップとか、私の懐事情とか考えてこれになりました。

ラフロードは走らないので、走行性能とか全く分かりませんが、いいんです。シティー派四駆乗りのファッションアイテムなんですから。