ブリにまっしぐら

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マトウダイ33cm

<ブリラブ>

1月中旬に釣れたブリを最後に、ブリの釣果から遠ざかっております。それでも懲りずに、毎週毎週海に通っております。先日なんかは雨の中、カッパを着て暗いうちからブリを狙いましたが、ウネリで藻が海底から浮き上がってまともな釣りができませんでした。

 

上の写真は最近の泳がせの釣果のマトウダイです。この日も『大物1匹の法則』を打ち破ることができず、あとはサビキでマルアジが釣れたのみでした。

 

今週末ももちろんブリを狙って海に行きます。今の釣り場ではちょっと煮詰まった感があるので、今週は新規開拓をする予定です。

 

人生ですから、ため息をつくことがありまして、今はブリが心の支えという状況です。釣られるブリにとっては迷惑この上ない話ですが、悩まされた副鼻腔炎から見事に回復し、その後も喉の違和感が発生しても悪化せずに治癒するほどの免疫力を維持することができております。まさか自分に釣れるとは思いませんでしたが、あのブリの強烈な引きを経験してしまうともう身も心もブリの虜で、『ブリがいるからこそ前向きにがんばれる』、と心底ブリに感謝しています。

 

この感謝の気持ちをブリに本気で伝えたいんですけど、当然伝える術はなく、逆に僕のブリ熱が燃え上がれば燃え上がるほどブリには迷惑な話ですので、燃え上がるブリ愛を転化させ、せめてブリが暮らしやすい海にできればと釣り場のゴミ拾いに頑張ろうと思っています。

 

<いや、本業は農業だ!>

ブリが釣れなくなる時期がちょうど夏野菜の播種時期と思っていたのですが、今年は暖冬の影響かブリがまだ釣れそうなので、朝マヅメだけ狙って10時頃には帰宅してあとは畑仕事を、と考えています。

先日は釣れないブリ釣りの後、久しぶりに畑仕事をしました。

昨年の11月に種をまいたスナップエンドウの蔓が伸びてきて絡むところを探して困っているので、巻きつけるための糸を張りました。

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今年の弦野菜はこれに這わせようと

去年は市販のキュウリネットを使ったのですが、今年は経費節減で、お徳用のラインを買ってこれを竹の支柱に渡して蔓を這わせることにしました。

ところーが!

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ライントラブル頻発でイライラ!

このメーカーのだけでなく、この手の紐は紐をまいた筒の中から順次繰り出して使うタイプなんですがかなりの高確率で一気に紐がグワッと繰り出されて、こんがらがってこんな感じになることが1度や2度どころか頻発。

 

竹の支柱に紐を渡すのにかかった時間より、ライントラブルをほどくのにかっかった時間の方が多かった・・・・・というか、ほどけません。

ほどけなかった紐のグジャグじゃは短く切って結び用の紐に活用しようと思います。

 

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適当に立てた支柱はグラグラ、紐はダラーリ

3,4時間かかって3畝のスナップエンドウの支柱と紐張りが終わりました。出来栄えは低レベルです。収穫時期が台風の時期にも重なるゴーヤの支柱を立てる時はしっかり立てますが、台風の時期には収穫が終わっているスナップエンドウなので『ま、いっか』という感じですが、こんな横着をしていると春一番程度の風で倒れたりしそうです、なんか十分ありそうな話です・・・。

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大量の大根も干したらほんの一握り

今、収穫真っ盛りなのがダイコンなのですが、3畝植えているダイコン、のうち2畝植えている大蔵という品種の大根は地上から出ている部分にスが入り始め、おすそ分けするのが逆に迷惑な感じになってきましたので、細切りにして干して切り干し大根を作りました。

作ってわかったんですが、ダイコンもほとんど水分ですね。ほとんどの野菜はそうでしょうが。干し物ネット(3段仕様)を2つ使って作っても、ソフトボール大くらいの量の切り干し大根しかできませんでした。

まだまだダイコンは食べきれないくらいあるので毎週毎週作りたいと思います。でも作っても切り干し大根使った献立をあまり思いつきません。とりあえず野菜の端境期に味噌汁に入れて消費しようと思います。

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今冬2回目のせっけんづくり

僕の場合、寒い時期の恒例行事は干し物作り(魚の干物、切り干し大根、干芋、1回だけカラスミを作りました)と石鹼づくりです。

 

ネットで昔調べた作り方でもう4,5年石けんを作っています。石鹼づくりは冬が良いと書いてあったので、1年間揚げ油をミツカンお酢2リットル入りペットボトルに8本くらいためて、冬にまとめてつくります。

 

ネットに書いてあったレシピでは

サラダ油 1g に対し、

水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)0.12~0.14g

水0.5gの割合で混合します。

ネットで調べれば作り方はたくさん出てくるでしょうから、詳しい作り方は割愛します(水酸化ナトリウムたんぱく質を溶かしますから、取り扱いはご注意ください、特に目に入らないように)が、僕はできた石けんを食器洗いに使っています。

ジョイとかの合成洗剤は洗浄能力は高いと思うのですが、僕の場合手の水かき?の部分に洗剤のぬめりが残るようで、どうにも好きになれません。

その点、この手作り石鹸はスッキリ水で洗い流すことができ、爽快です。

他の使い方としては・・・

①魚を入れたクーラーボックスの洗浄(魚の臭いが良くとれる気がします)

②靴洗い

有機農薬(ゼンターリ、除虫菊エキス)を使用する際の展着剤として薄めて使う

といったところです。

特に、③はブロッコリーとか葉っぱが水をよくはじく野菜に農薬をかける際、石けんを溶かさないと葉っぱにほとんど農薬の希釈液が残りません。

その点、石けんを溶かして使うと表面張力が低下して、葉っぱをまんべんなく農薬希釈液で覆うことができます。

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廃油もペットボトルに入れておくとカスは沈殿し、透明な琥珀色になります

 

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へらで混ぜます。混ぜる時、飛沫が目に入らないように特に注意を

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できあがり(今冬1回目のです)

最初はドロドロですが、朝晩、それぞれ30分程度×2,3回ほど混ぜてあげると、次第に粘度があがり、最後は半固形になり、2,3週間で出来上がります。このレシピだとカッチカチにはならずにちょっと硬い粘土といった仕上がりになります。2~3週間後にバケツから取り出してあとはビニール袋で熟成(ほたっとくだけですが)?させて要る分だけ取り出して使っています。おススメです。

今週はブリ、釣れるかな。