朝マヅメ、まさかのブリに1週間くらい余韻に浸っていられるなー、と幸せを感じておりましたが欲深いもので、というか大物が来た時に分泌される脳内麻薬中毒なんでしょうね、夕マヅメも狙いたくなりました。
ブリ釣りから帰って畑へ行き、スナップエンドウの収穫(弦が絡まりまくったり、支柱が倒れていたりで収穫が一苦労です)・道の草刈り・キュウリの苗の植え付け、ミニトマトのプラグトレイからポットへの植え替えなどをこなして、家族にそーっと釣りに行くことを宣言すると、いい顔はしないもののダメという感じでもなし。喜び勇んで朝と同じ場所へ。
引っ掛けでコノシロをゲットできる自信がなかったので、サビキで狙います。4時から釣り始めましたが、なーんにもアタリなし。久しぶりのサビキ釣りなのでこのまま釣れないんじゃないかという不安が首をもたげてきましたが、幸い5時を過ぎたころにポツポツとサッパ(ママカリ)が釣れ始めました。アジとあわせて5匹くらいの泳がせエサを確保し、泳がせの現場へ。今回は泳がせ用の竿は2本。両方とも中古で買ったダイワのスーパー剣崎です。朝のブリは4号磯竿でしたが、やり取りしている最中は良いのですが、取り込みの段になると、長さが災いしてやりにくいので、短くて頑丈そうなスーパー剣崎に期待を託します。リールは3000円のたしかプロマリンの6000番のリールですが、一度大物に引きずり込まれて海没しているためか、ハンドルを回すとシャーシャーという異音がします。もう片方の剣崎にはシマノの5000番のリール。これも5000円くらいの廉価なリールです。
サッパを背掛けにして海へ投入。アタリを待ちますが、竿先が軽く揺れることはあっても泳がせエサのサッパが元気に泳いでいるくらいで大物の気配なし。5時40分ごろから釣りはじめ、7時には納竿の予定でしたが6時半過ぎても状況は変わらず。
朝マヅメで運を使いつくしたか、と1本剣崎を片付け始めたところ、ちょっと先の方で小魚がボイル、どうやら何か大型の魚に追われているようです。
そこでダメ元でボイルの方向にエサのサッパを投げなおしてみると、大型の魚が飛び跳ねた後、ベイルを上げて、フリーにしたリールからヒュンヒュンと糸が沖へ沖へと繰り出されていきます。
これは来てるな、と思いましたがアワせずに走るだけ走らせてもっと食い込ませる戦術に出ます(というかアワせる自信がないだけ)。
もう良いだろう、というところで竿を起こすとグッという思い手ごたえ。針はがっちり食い込んでくれたようです。シーバス狙いとは言え、ハリスが7号で大丈夫かという不安を感じつつ、やりとりをします。
やりとりの途中、シーバスがジャンプ。まだまだ遠いところにいます。結構走らせたからでしょう。
ブリみたいにリールから糸を繰り出して力強く走るということはありませんが、それなりの引きに大物釣りの醍醐味を味わうことができます。
最後の取り込みも無事成功し、初めて大物のシーバスをゲットすることができました。
これでブリ・ヒラメ・スズキと、3つのの魚食性の大物を釣り上げることができました。次に狙うは堤防からのクエ(コアラ)です!
ルアーでシーバスモードになっていたのですが、手っ取り早く大物と格闘できる泳がせ釣りはやっぱりやめられません(買い漁ったルアーどうすんの・・・・)。
しかし、こんなうれしい釣果に恵まれると、良いことの後は・・・の法則で明日からなんか恐ろしいことが起きはしないかと心配になってしまいます。