超強力な台風が近づいているとは思えない静かな土曜日の午後、イワシを追ってハマチが殺到するという浜にショアジギングに行ってきました。自宅から片道45km人家のまばらな漁村につきました。
まづめまでまだ早いので海を眼前に遠くを見つめます。3か月間悩みつづけたことは、少しは良い方向に向かっている気がしますが、また別の不安が心を占めるようになりました。
いつのころからか忘れましたが、僕は常に不安や悩みを抱え続けている感じなんです。一つの心配事が無くなったと思ったらまた次のがやってくるという。もうここまでくると不安が無いのが不安というか・・・。どんだけ損な性格なのかと。
マヅメがやってきてメタルジグを今日は飽きずに投げ続けましたが、投げ続けながらも徐々に明るさを失う空のように心は黄昏てきて、残念ながら釣れるかも!?というドキドキ感は味わうことができませんでした。
いつもなら数投しただけで『釣れんな・・・・」と諦めるのですが、確率が高いというポイントだけに今日は1時間ぐらい頑張って投げました。
たまにグンっと手ごたえを感じるので、『もしかして!?』と一瞬期待するのですが、ブルブルという魚が暴れるような手ごたえはありません。リールを巻くと上がって来るのは藻です。波が立つと海藻がこんな感じで浮き上がってきて釣りの邪魔をするのですが、たとえ一瞬でも『来たかも!』と錯覚させてくれる藻には感謝の気持ちすら感じてしまいました。
結局この日も当たりなく、寂しい山中を運転して帰途につきました。
翌日、降水量1mm、風速2mという予報なので十分釣りができる、と朝マヅメを狙っていつもの港に行ってみました。アジは少ししか釣れず、代わりにコノシロがサビキにかかってくれました。
コノシロも良い泳がせの生餌なので泳がせてみましたが、勢いよく泳ぎはするのですがこの日も魚食性の魚のアタリはありませんでした。
最近はマヅメ時を狙えれば必ず釣りに行ってしまって、そろそろ畑の冬野菜の植え付けがやばくなってきました・・・。