昨日の土曜日は仕事が休みなので待ちに待った釣りの日(休みの日は常に釣りですが)、行先はいろいろと迷いましたが実績の高い女神様の防波堤へ
最近よくお会いする地元の方の話によると今のアジの時合は6時20分とのこと。
2週間ほど前は6時だったのに日の出が遅くなるに連れてアジの時合も時間が下がってきますね。
6時10分にアジが1匹釣れたので時合か?と期待しましたが地元の方の言葉通り時合は6時20分でした。
アジは安定して釣れましたが泳がせはノーヒット。刺身でおいしいヒラフッコを狙ってわざわざハリスを16号から4号に落としたのに。期待していたので残念でしたが、最近の好調に釣りは釣れなくて当たり前というのを忘れていました。
そして今日の日曜日、女神様の堤防へ。昨日と同じ地元の方と二人だけでした。最近は他の防波堤でもよくアジが釣れるのか女神様の防波堤は閑散としてきたようです。
今日も6時20分くらいからアジが順調に釣れ、泳がせスタート。
しかしあまりアタリがない。
いつの間にか釣れていたクロダイ(30センチクラスと40センチクラス)をボーズ
逃れに確保して粘っていたら7時半ごろヒラフッコがヒット。
しかしハリスを細くしていたのが裏目に出てラインブレイク
4号か2.5号ナイロンのどちらかだったと思うのですが、16号ナイロンでも普通にフッコが食ってくれるので、もう細くするのはやめようと思いました。
フッコが食いついてくれたのでフッコ狙いで足元に集中して仕掛けを投入していたところ、少し離れたところに設置していたあまり期待していなかったブリ狙いのアジの泳がせに大物がヒット。
この時、ドラグを緩めていたのですが、その状態でもラインを激しく海中に引き込み、実は磯竿5.4m&セドナ6000番が危うく海中に没するところでした。没しなかったのは
リールに取り付けていた『引き込まれ防止ロープ(荷造り紐を100均の金具で繋いだだけですが)』のおかげです。これがなかったら100%引き込まれてました・・・。
泳がせ釣りをこれから始めようという方、竿とリールの海没対策は必須です!!!
やりとりを開始しますが、引きの感覚は青物、やった!まさかアジに食いついてくれるとは思いませんでした。
そこそこの引きでしたが最近の経験から道糸PE4号、ハリスナイロン16号の仕掛けなら獲れるという自信があったので安心してやりとりできました。
上がってきたのは80センチには届かないハマチ
その後サビキでサッパ(ママカリ)が釣れたのでアジを取り外してすぐに付け替えて投入したところ5分ほどで大物が食いつきやりとりを始めましたが、残念すっぽ抜け。
その後の状況はと言いますと、
・その後待望のヒラフッコを1匹追加!
・ヒラフッコ狙いの足元の仕掛けに青物っぽいのが食いついてきたものの4号ハリスなので残念ハリス切れ
・アジ投入後すぐに食いついたのがいたが根に入ってラインブレイク
・ラインが走ったと思ったらすっぽ抜け、ハリスを見てみたらギザギザに傷んでいたの でこれはエソでしょう。
と、結構熱い状況でした。
時間は9時を回ってもアジが釣れるので、デカいヒラフッコを釣りという気持ちからついつい粘ってしまいました。
泳がせのアジにフッコが襲い掛かってくるような場面も目視できましたが、人影を見ると警戒してすぐに海底にきびすを返していきました。
と、女神様の堤防の外側で大物が跳ねるのが見えたのでダメもとでアジを投入。すると1分もしないうちに大物が食いつき、やりとりを開始。しかし根に入られてラインブレイク。
釣りあげたハマチも帰って捌かないといけないし、そろそろ・・・と思ったものの、しかし投入してすぐ食いついてくる激熱状態を前に納竿できるわけもなく、再びアジを投入。するとなんとまたすぐに食いついてきましたが16号ナイロンハリスがラインブレイク。
この状況にさらに気持ちがヒートアップし、3度目のアジ投入。しかし何も起きません。
投げなおそうと仕掛けを回収していたところ、堤防からわずか3mくらいまでエサのアジを寄せたところで
水面から突如現れた大魚がブフォっと音を
立ててアジを一飲み。
魚影からデカいマルスズキだと推測。合わせる間もなくすぐにやり取りがスタートしましたが、これが我が泳がせ釣り史上、1番の苦闘になりました。
まず、巻いても巻いてもラインを引っ張り出して沖へ走ります。
あれ、スズキなのにおかしいな!?スズキも1mを超えるとものすごいパワーを出すのかな、と予想外のスズキの抵抗に今まで釣ったことのないサイズの大魚か?と期待が高まります。
しかし、相手は引きが強いうえに構造物に根掛かりしたような感覚もあり、根掛かりなのか魚の引きなのかもわからない状態。
あまりにも寄ってこないので根掛かりしたと考えてわざと相手に走らせて根掛かりを外すという作戦を3度くらい繰り返し、やっと見えてきた魚体を見て少し驚きました。
海中でギラリと白銀に輝く魚体は青物でした。
やりとりにかなり苦労したので今度こそブリ、やった!!と喜んだものの、その後が大変でした。
堤防近くまで寄せたのでタモを取りに行っている間に息を吹き返した青物が泳いで逃げ、その際に構造物の間にラインが入り込んでしまい・・・・。
この状態を解くために、もう一本竿を取り出し、たも網と組み合わせ、我ながらよく諦めずにがんばったなという工夫をしてやりとり再開できる状態にして、やっとこさ引き上げることができました。食いついてくれたのが9時半。その後工作の時間も含め、タモ入れすることができたのは10時半と実に1時間のやりとりでした。堤防を行ったり来たりしてもう汗だく。
望外の釣果を得ましたが、その後がまた大変でした。竿に泳がせバケツにクーラーにハマチとブリ合計約10kgのお土産付きですから、防寒対策を十分にしてきたのが裏目に出て汗びっしょりで暑くてたまらない。帰ったら頭痛が。立派な熱中症の症状になってしまいました。
この日の釣果で今季、青物はこれで7本目
カマスの泳がせで4本
サッパの泳がせで1本
アジの泳がせで2本
ヘッポコの泳がせ初年度は青物3本、2年目は8本でしたが、3年目はもう既に7本。
これはヘッポコの腕が上がったというより、①情報によると今年はブリがバンバンあがっている当たり年であること、そして、②に場所、③にかかった時に備えてやることをちゃんとやってる(太仕掛け&引き込まれ防止)からだと思います。
メーターオーバーを釣りたいのでこの状況がもう少し長く続いてほしい!!