晩夏の空調整備

エアコンの送風ファンがまた停止したのでカーボンブラシを追加で挿入

先日、走行距離30万キロを目前に、シフトチェンジが出来なくなってレッカー車に来てもらったことを書きましたが、数日前に作業内訳が届いて見てみると、クラッチケーブルの断裂ではなく、クラッチ板やベアリングの不具合で交換となったとのことでした。

ちなみに我が70系プラドはクラッチとペダルはケーブルで繋がっているのではなく、油圧管で繋がっているので、ケーブルの断裂という故障は起こらないのだそうです。

知らなかった。

 

そして今度の故障は昨日発生。またエアコンの送風が効かなくなりました。また送風用のシロッコファンだろう、今度こそカーボンブラシを交換せねば、と取り外したのが冒頭の写真です。

 

シロッコファン(助手席側ダッシュボード下についてます)の取り外しはネジとカプラーを取り外すだけで、ヘッポコでも安心の手軽さです。

 

カーボンブラシが減り過ぎてガタが来て外れてしまうんでしょうね

ヘッポコは電気関係は全くの素人ですが、ネットの情報によるとマキタのカーボンブラシCB-430というのがサイズ的に無理なく使用できるというので、以前ネットで注文しておりました。たしか本体は400円くらいですが、送料もそれくらいで結局千円くらいかかりました。

で、はめ込んでみたのですが、カーボンブラシが収まる箱に収まらない大きさで、結局削ることに。削るのに相当時間がかかるんだろうなあ、と気が重い。

 

しかし、粗目の耐水ペーパーで削ってみたところカーボンブラシというのは材質は柔く(結局鉛筆の芯をちょっと硬くしたみたいなもん?)みるみる削れていきます。

片方はちょっと削り過ぎてケースに入れてみるとすこーしだけガタがありました。しょうがない。もう一方は慎重に削ってピッタリサイズに。

サイズはうまく収まるようになりましたが、問題は配線の接続。

銅線を撚った配線が付いているんですが、純正のカーボンブラシとは配線の接着位置が違うので、そのまま交換してケースに収めることができませんでした。

 

そこで新しいカーボンブラシをケースに収まる長さまで削り、元々のカーボンブラシの先に入れ込んで”単に接触しただけの状態”で組付けました。

カーボンですからハンダなんかではくっつかないでしょうから、間にアルミ箔でも噛ませて伝導性を高めようかなと思ったりしたのですが、そのまま組み付けてしまいました。結果難の不具合もなく、元気よく回転してくれました。

カーボンブラシは柔らかいのですぐに摩耗しそうですが、どれくらいもってくれるんでしょうか。