神なるブリ

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のませサビキ仕掛けを作りました ~ハリス10号 サバ皮は釣れたサバの皮を利用

もちろん針は頑丈な太針

昨日1か月ぶりくらいに雨が降りました。去年の秋~初冬は雨の中堤防に張り付いてブリを狙ったりしましたが、今年は冷たい雨に耐えてという釣行はありませんでした。全て好天のおかげですが、雨が降らないと大根が太らないのでそれはそれで困りますので昨日の雨はまさに慈雨でした。

もう少し寝るとお正月です。僕は5連休を頂けたので正月は毎日、朝はブリ狙いに行く計画です。

ブリ狙って2年目にしてわかったのが、サビキで釣れたアジを泳がせるだけの一辺倒ではダメではないかということです。サバが釣れればサバを泳がせ、コノシロが接岸していれば引っ掛けで狙うとか、その日その日に釣れるブリの餌になっているであろう魚をいかに確保して泳がせるか、そのためにはいろいろな仕掛けを常備しておかねばなりません。

 

堤防のすぐ下で釣れたアジを遠投して泳がせても必ずと言っていいほど堤防に寄ってきます。ならば、沖で釣れたアジをそのまま泳がせてみようというのが飲ませサビキの考え方です。これでブリを釣ったことはありませんが、状況に合わせて活用していこうと思います。

 

ブリ、僕にとっては獲物でもありますが、神様とでも言うべきか、心の支えになっています。釣行回数が半端ない分、釣れた時の感動はひとしおです。これが毎回釣れたら僕の中の釣りロマンは成立しません。ひたすら釣れない時期は、船に乗って・・・・と思ったこともありますが、船に乗って船長さんに良いポイントまで釣れて行ってもらって二けたの釣果を得ることができたとしてそれがうれしいかというと、僕は喜べそうにありません。そういう釣り方はもちろんアリです。でも僕には『何回も通ってダメで、やっと釣れた!』という図式がぴったりきます。

釣れない回数の方が圧倒的に多いですが、釣る以前に、釣り場に向かうまでの道中だったり、釣り糸を出すまでの、そして出してからの『釣れるかも!』というドキドキ感(射幸心?)を味わうだけで既に幸せなんです。

 

話変わって、政治の世界の話ですが、前首相が桜を見る会をめぐる不祥事で謝罪して『説明責任は果たした』とか言ってるそうですが、議員を辞めないなんて僕は不誠実極まりないと思います(部下だけに責任取らせるなんて男としてもカッコ悪すぎ)。昔なら内閣が何回も吹っ飛んでしまってたようなことを繰り返して政治を劣化させ、行政を歪め、日本社会に与えた傷は計り知れないのに、まだこんなすっとぼけたことを言ってるんですから。

僕は自民党は支持しませんが、自民党という保守政党は絶対必要だと考えています。自民党と政治姿勢が対極にある政党だけがでっかくなれば良いとは決して思いません(もし、そうなったとしてもその政党はもはや創立当初の理念からかけ離れた政党になっている。絶対に)。いろんな考え方を持った政党があるのが健全な姿だと思います。

どうやったら自民党はまっとうな保守政党に戻ってくれるのかと思って真っ先に思い浮かぶのが石破さん。憲法改正の考え方とかは賛同できませんが、嘘はつかずに、反対意見に対しても真摯に向き合ってくれそうな気がします。

                              佐世達哉 記す