ヘッポコサンデーメカニック(夜な夜なアフターファイブメカニック)

治った! ハイマウントストップランプ再点灯

5月の中旬でブリ狙いの泳がせ釣りは終了し、ウナギ釣りに移行したのですが、あんまり釣れません。

ウナギは思うように釣れず、それよりも河口域ではクロダイ中流域ではナマズやコイといった釣れてほしくない魚の方が多く・・・・

という状況で、魚釣りにはあんまり行かず、夏野菜のお世話に時間を費やすことが多くなりました。

 

そしてもうすぐ走行距離30万キロを迎える70系プラドの維持管理です。

 

先日、大雨が降った日、プラドの天井付近から雨漏りして来ました。

漏水箇所は運転席側Aピラーの持ち手(取り外してます)のボルト穴

以前も同様の症状があり、整備工場でフロントガラスやらルーフレールにシーリングをしてもらったのに、また症状が再発です。

 

フロントガラスの隙間やら、ルーフレールをくまなく点検しましたが、亀裂などは確認できず。それでも小さい穴から漏れているのでは、とホースで水を流して漏水の原因を辿ろうとしましたが結局原因はわからずじまい。

 

でも、『もしかするとここかも?』、というところにたどり着きました。

ハイマウントストップランプの取付穴 一番右の穴のプラスチックが割れています。ここから水が浸入?

ハイマウントストップランプの取付穴です。

実はランプの取付台のモールがめくれあがっており、水が浸入してもおかしくない状態でした。さらに取付台が”じょうご”の役割をして、小さな穴から車内に水をどんどん注ぎこんでいるのでは?と推測。

 

ちょうどハイマウントストップランプのLEDも玉切れしているようなのでランプの修理と漏水対策を一緒に進めることにしました。

 

ハイマウントストップランプの取り外し方や修理の仕方はネットを参考にしたのですが、取り外しにはかなりコツがいるようで、なかなか外せず、僕の場合は『もう知るか!』と無理に外したので結局カバーと基部(台座)の2つの部品がが割れて、壊れてしまいました。

 

割れた部品を注文するという方法もあるのですが、部品の品番も分からないし、合わせて5千円くらいしそうなので、、ガラス繊維+エポキシパテで修復することに。

いきなりですが修復後。見えにくいですが割れています。アロンアルファで割れた所をくっつけ、内側をエポキシパテとガラス繊維で補強しています。そして対候性のあるラッカースプレーで半つや消しブラック塗装

上の画像は取付まであと少しの状況ですが、修理のメインはそもそもLEDランプの交換です(ちゃんとカバーが取り外せていれば修復の必要はもちろんありませんでした)。

 

普通はランプのアッシー交換(丸ごと交換)なのですがそれだと3万円弱かかるそうで、ネットを参考に、LEDを包むプラスチック部分を切り離す(僕の場合はバーナーで熱したカッターで徐々にプラスチック部分を切って)作業を行いました。

 

上がランプ本体から取り出した純正部品のLED、下は新しく入れ込んだ帯状LED(写真のは取り付けた後の残りですが)

自慢にも何にもなりませんが、電子工作は全くチンプンカンプン。そんな僕でもなんとかなりました。プラスとマイナスを間違えなければ配線をただ繋ぐだけでOKでした。

 

ちなみに帯状LED(12V用)はヤフオクで手に入れました。かなり種類が豊富でどれにしようか迷うくらいでした。60cmくらいで価格は千円とかなりお得です(長ーいのももっと安く売られてました)。

 

帯状LEDはカットできるところでカットして端っこをクリア系ボンドで被覆して絶縁して配線を半田付けしようとしましたが、半田付けの段階で半田が全くついてくれず、非常に難儀。結局半田付けせずに配線と配線を巻きつけて熱で収縮するパイプで被覆しただけにしました。

 

そして最後の難関は

基部(台座)とカバーの接合用に元々ついていた部品は取り外し、ネジで固定できるように改造

こんな感じでネジを回せばカバーを取り外せるようにしました

大変だったのが台座とカバーをネジで繋ぐための穴をドリルで開ける作業です。両方の穴を一度エポキシパテでで埋め、ドリルでうまく繋がるように穴を開けるという作業なのですが両者の穴の位置がズレて、うまいこといきません。そこはヘッポコクオリティーなので最終的には穴をいくつか開けたり広げたりetc・・・・適当にねじ込みました。

 

で、冒頭の写真のごとく無事点灯するに至りましたが、最初はどうなることかわかりませんでしたが、仕事が終わった後夜な夜な作業するのは結構楽しかったです。ランプは治りましたが後は浸水が止まっているかどうか。これは大雨が降らないとわかりません。

これで修理代が節約できましたし、作業をすることで車にもより愛着が湧きますね。

 

ヘッポコサンデーメカニックはこれでは終わらず、まだ送風機の修理とショックアブソーバーの交換が待ち構えています。

 

エアコンのエバポは生きているのですが、送風機がついたり、つかなかったり・・・・。これからの時期エアコン無しでは厳しいことこの上なく。ついたりつかなかったりは当然困るので送風機を分解してみることにしました。

 

電子工作は全くの不得意なので今回もネットの情報を参考に、昨日、送風機を分解しました。

 

分解した送風機のモーターは構造や部品点数は少なく、ヘッポコでもなんとかなるレベルで後は間違いなく組み付けるだけ。これもネットの完成画像があるのでそれを参考に。

 

不調の原因はカーボンブラシの摩耗ではないかとのことでしたが、ブラシはまだ残っていたのでモーター内部のホコリ(カーボンブラシの削れたやつとか?)を掃除してから元に戻し

これは奇跡か・・・ ちゃんと回る(元々回るときは回ってました。しかし回らない時もあった)

テストで取り付ける前に回したらちゃんと回りました。

ヘッポコの場合、元に戻したつもりでも『ちゃんと駆動しない、点灯しない』なんて普通なのでハイマウントストップランプに続いて今回もちゃんと稼働したことに驚き&感動。

 

まだ何回も使ってないので送風機が回らない原因がカーボンブラシの摩耗なのかどうかまだわかりませんが、新しいカーボンブラシも注文しておこうと思います。

 

後はショックアブソーバーの交換ですが車が古いので、適合するショックアブソーバーを探すのに苦労しています。そして最大の難関はフロントのコイルスプリングの取り外し。

 

苦労は多いですが、DIYは楽しいですね。