泳がせ釣りは油断は禁物

日曜日、今日は釣友のAさんも釣りに来れるとのこと。現地到着は6時15分頃。Aさんが既に到着していました。と、Aさんがサビキ釣りで使うコマセカゴを忘れたと。ヘッポコの道具箱にいつも2個入れているので、どうぞ、どうぞ、と思ったら、なんとヘッポコもサルカン、はさみ、コマセカゴなどを入れた道具箱をまるごと家に忘れてきたことに気が付きました。Aさんは車に取り戻り、ヘッポコは足りないものが多すぎるので釣具屋さんに買い出しに。

この失態で時合開始からの竿出しは頓挫してしまいました。

しかし失態はこれで終わりではありませんでした。昨日たくさん釣ったアジを蓄養バケツから取り出そうとしたところ、なんと全部お亡くなりの事態に・・・・。

最初赤潮にでもやられたのか?と思いましたがおそらく潮が引いたときに蓄養バケツが海面から出てしまい(ロープの長さが短かったのでしょう)、酸欠で、というのが原因では無いでしょうか。

この不手際により、もう今日はダメかもと一瞬思ったのですが、幸いアジはすぐに足元で釣れ始め、泳がせエサは確保。

泳がせたところ、Aさんにハマチが2本あたり、無事に取り込むことができました。

ヘッポコはワイヤーハリスで鰆狙いだったのですが今日はエソも食ってきてくれません。

堤防の際でヒラフッコを狙うも、これも不発。仕方なくヒラフッコ狙いの仕掛けを遠投して放置していたところ、Aさんの『アタってますよ』という声に振り向くと海洋釣堀竿が海面に向かってお辞儀をしています。ドラグも結構鳴ってます。

やりとりを開始しますが、ラインがPE2号、リーダーとハリスはナイロン10号。

いつもの太仕掛け(PE4号にナイロンリーダー24号、ハリス24号)ではないので慎重にやり取りします。近くまで寄せ、眼下に白い魚体も確認できたのですが、取り込みに入ろうとしたときにハリス切れ。

ナイロン10号が断裂してしまいました。

シーバスならナイロン10号で余裕ですが、過去に青物に10号を切られたことは数度ありますのでやっぱり確実に上げるにナイロン16号(ヘッポコの手持ちが16号なだけで、14号とか12号でイケるのかもしれません)でないとダメだったようです。

この後は延々とアタリがなく、しかし下げ潮で食ってくれるかもと期待しつつ、サビキ釣りでエサのアジ確保に勤しみます。

10時には納竿しようかな、と思いつつ泳がせ竿を放置し、Aさんのイカの泳がせを見学していたところ、ふと我が泳がせ竿を見ると今にも堤防から落ちんばかりの態勢になっております。すぐに竿に駆け寄るとなんとラインは全部出尽くし、PE4号の下巻きのおそらくナイロン16号がスプールとの結束でなんとか耐えている状態。

ドラグを締め、最初は手で巻き取ってからリールを巻きます。しかし青物の感触はあるのですが抵抗があまりない。

岸近くまで寄せてみると魚体が明らかにでかい。やった!今期初ブリ!!と喜んで計測したのですが、結果は77センチとハマチクラス。まるまると太っており帰って重さを測ったら5.8kgでした。

70代後半の長さならそこそこ手応えがあるはずなのにあんまり抵抗しなかったのはヘッポコが知らいないうちに泳ぎ疲れていたからでしょう。

それにしても昨日に引き続き、海没寸前になるまで気づかないとは、不覚です。

 

帰って77センチのハマチを捌いたのですが、包丁や手に脂がべっとりとついてきました。今期上げたハマチを何匹かさばきましたが脂が乗ってる感じはありませんでした。やっぱり太ってる方が脂が乗るんでしょうか。

 

昨日に引き続き、青物の釣果を得られて本当に感謝です。

 

釣りから帰って、釣具屋さんのセールへ。予約していたものを受け取りに行きました。

今年は竿やリールの大物は買わず、消耗品の充足にとどめました。

まだまだベイトが堤防に居てほしいな。