2019年にブリ狙いの泳がせ釣りを始めて今年で4年。今日通算50本目となる青物を上げることができました。
最近こたつでうたた寝することが多く、目が覚めたのは4時。しかしそこからゴロゴロしてしまい、出発は5時40分ごろ。夜明けが遅いこの時期とは言え少し遅い出発です。それでも夜明け前から泳がせをスタートすることはできました。今週水曜日にも午前中休みを利用して釣行した際に畜養していた小鯵を鰆狙いでワイヤーハリスの仕掛けで狙います。
が、釣れるのはエソばかり(小型を3匹)。
水曜日には鰆っぽいあたりはありましたが、残念根がかりでハリス切れ。今日は大物のアタリはありません。何も釣れないのは寂しいので堤防の際でヒラフッコを狙いますが、アタリがあって喜んだのも束の間、掛ったのは40センチクラスのクロダイでした。
あれれ??サビキ釣りにも小鯵が食って来てくれないし、『女神様の防波堤での秋の泳がせもついに終わりか・・・・』とため息モード。
年末年始はアウェイもアウェイ(最近全然行ってないので)の母港I港に行くしかないか、と心が曇ります。本当にもう何か月もI港に行ってないのでどこでアジが釣れるかわからないし、青物の釣果がバンバン上がっているI港は競争率も高そうで、竿出しするのも勇気がいるような気が。
と、曇る心でそろそろ納竿か、と気落ちしていたころ、小鯵の回遊が活発になりサビキ竿につけたアタリ感知の鈴がにぎやかになってきました。
ベイトがいるなら、可能性はある!
と堤防外向けに小鯵を投入。
するといつの間にか小鯵が食われ、竿とリールが今にも落ちそうな状態になっています。落下防止紐をつけているので引き込まれての海没は避けられました。
さあ、やりとりの開始です。
しかし、リールを巻きますが、手ごたえがない。
横に走ったので堤防を横に移動して追従します。
すぐ近くまで寄せたのですが、手ごたえが消失。
仕掛けを巻き取ると、空針が帰ってきました。途中で針が外れたようです。残念。
1回目のアタリはまだ7時代でしたがその後はどんどんアタリの無いまま、時間が経過します。しかし、サビキで小鯵はまだ入れ食いに近い感じなので明日の泳がせ餌を確保しつつ、しぶとく外側で泳がせを継続。
するとドラグは鳴らないものの、竿がしなります。アタリ有!!やりとりを開始するとゴンゴンという振動。青物です。
あまり手こずらずに、定石の取り込み方で無事に上げることができたのは通算49本目の青物、65センチハマチでした。釣れたのは9時でした。8時までが青物の時合だと思っているのにこの時間帯に釣れたので、まだいけるかも、と再び小鯵を泳がせます。
アジが釣れてくれるのがうれしい。泳がせ釣りは泳がせ餌無くして成り立ちません。たとえ青物が食ってくれなくても、泳がせ餌が居てくれれば希望はあります。
1本目を上げたのが9時でしたが、その後2本目が食いついてくれたのが9時40分頃。
これまた時合を過ぎてのアタリでした。2本目も根掛かりを避けるため、潜らせないように、海面に向かって引きはがすように力勝負を掛けます。
上がってきたのは70センチちょうどのハマチでした(冒頭の写真)。2本目も慎重に、定石の取り込み方で無事にあげることが出来、青物2本の釣果は上出来。
今期で14本目の青物がヘッポコ通算50本目の記念魚になってくれました。
ところでこの50本目の青物の口を見て少々驚きました。口からナイロンラインが2本出ています。
1本は当然、今日掛った針とハリス。では、もう一本は・・・・?
ハリスの太さ(ナイロン24号を使用)から考えて以前ラインブレイクでヘッポコが取り逃がした青物だと推測されます。この記念の50本目は女神様に差し上げたので、針がどんな針だったのかはわかりませんが、喉の奥まで飲み込まれていたこの針はヘッポコが頼みとしている管付き丸セイゴ針で間違いないでしょう。針が喉の奥に刺さったままでも今日まで生き延びていたのです。苦しませて申し訳ない。
ヘッポコに50本目の記念釣果をもたらしてくれた殊勲の竿とリール
LISEWAY Arms磯 4号 5.4m
SHIMANO(海没)NEXAVE 6000
一度青物に引き込まれて海没したネクサーブです、十分現役です。ただちょっとベイルの具合が悪く、ラインが引っ掛かったりしますが、注意してまだまだ使います。
今日のブログの題名はパクリ(時々行く釣具屋さんに飾られている迫力満点のカジキマグロの魚拓に添えられている言葉です)ですが、釣りロマン溢れる秀逸な一文です。ヘッポコ大好きです。
自然の恵みに心から感謝いたします。