年末年始釣りスペシャル初日!

今年も無事に年末年始釣りスペシャルを迎えることが出来たことに感謝!

と、スペシャル、なんて言ってますが、記憶にある今年の10月以降、仕事が休みの日に釣りに行かなかったことは、はほぼ無かったと思います。

それどころか日の出の遅い秋なので実釣時間は少ないにも関わらず、仕事前に仕事場とは全く逆方向に釣りに行ってから出勤というエクストリームVターン出勤まで繰り返しましたらか、釣りは全くの日常でありました。

ヘッポコ的に今年という一年を漢字一文字で表すとするならば『狂』という漢字がそれに当てはまるのではないかと。

狂、と言えば今年の2月に始まったロシアのウクライナ侵略は信じ難い一大事件でした。何故にウクライナに軍事侵攻する必要があるのか、プーチンは頭がおかしくなったのではないかと始めに思いました。しかし、その後の報道でロシアの言論を巡る状況を知るうちに、ロシアの主導部は自分達を制御する術を捨てたのだということがわかりました。

自分たちのやることに意見する人々を牢屋に入れたり、暗殺して黙らせれば、それはうるさい奴らが居なくなって好き放題できるでしょう。

しかしそういうことをして道を誤らなかった国が果たして過去にあったでしょうか。

日本だってつい数十年前に治安維持法で戦争に反対する市民を片っ端から牢屋にぶち込んだ挙げ句に『一億玉砕火の玉だ』という狂信的・破滅的なスローガンまでかかげ、日本本土を戦場にした破滅的な戦いに追い込まれかけたではないですか。

 

洋の東西、政治体制を問わず、言論を封殺したらどうなるのか。過去の歴史が幾度となく証明しています。その帰結は必ず一つ。私達人間が自然科学の法則に則って生きている(動かされている)以上、為政者が反対意見を押しつぶして独裁を敷いた場合、まともでいられるはずは絶対に無いのです。

ウクライナに平和が、そしてロシアに平穏が訪れることを切に願っています。

ウクライナの戦禍に触れるならば、日本を巡る状況に無関心でいることができません。

近隣国の軍事的脅威を叫んでの防衛費増。それが国を守るための正しい道なのでしょうか。

周りを海に囲まれた小さな島国日本。もし仮想敵国を中国とするなら全てにおいて日本は負けている気がします。そんな大国と事を構えて無事であろうはずはもちろんありません。

ウクライの惨状を見れば、もし戦争が起これば日本がどうなるのか、考えたくはありませんが、容易に想像ができます。

太平洋戦争時、日本は侵略行為により東南アジア一体を圏域に収め、一定の天然資源も確保していました。倫理的には勿論大間違いですが、『攻撃は最大の防御』の名の通り、戦略的には正しい方法であったでしょう。だからこそ太平洋戦争開始から3年ほどは持ちこたえることが出来た。

ところが今の日本は領有するのは海に囲まれた日本本土のみ。しかも国内に原子力発電所が複数立地。

この状況で戦争なんかできようはずがありません。

尖閣とかの局地的な戦いだって、国際紛争を解決する手段としての武力は永久に放棄するって憲法に書いてあるからダメなはずなのに(って言っても前の前の首相の時からこの国はなんでもアリのやりたい放題デタラメ国家に成り下がってしまった)。

戦争なんて本当は誰も望んでいないはず。

外交・外交・話し合い。それしかありません。2023年が平和な年になりますように。

 

今日の泳がせの釣果はエソ4匹にクロダイ46センチ(リリース)のみでした。