一流ロッドが欲しくなる病

 

それなりにアジの釣果を得ると欲が出てきました。もっとうまく釣りたい、と。

最近のアジのアタリ方はこちらからアワせて掛けるというよりいきなりアジの方から引ったくって、自分から掛かりに来てくれるような感じです。これはこれで面白いのですが、アジングはもっと繊細な釣りのはずです。ラインのテンションが軽くなったとかそんな違和感を逃さずに合わせるのがアジングの妙味ではないでしょうか。

ヘッポコも瞑目し、研ぎ澄まされた感覚で一瞬の違和感を逃さず合わせて・・・みたいなアジングがしたくなり、それにはやっぱり感度の鋭い竿が必要なのではと、ネットで色々と調べました。

高い竿は4,5万はするそうですが、そこまでの高級竿には食指が伸びません。ヘッポコは出せて2万円。できれば1万円半ばでそれなりの竿が欲しいなと。

これ良いな、と思っているのがオリムピックのコルトUXという竿とメジャークラフトの鯵道5Gという竿。

それほど高くないのに感度が良くて、と高評価らしいのです。

欲しいな、欲しいな。

でもすぐには買えないし、そもそもそんな竿がヘッポコに必要なのか、まずは更に腕を磨く必要があるのではないかと女神様の防波堤へアジングへ。

26日木曜日は中潮23時半満潮、気温5度、しかし風速は1mの微風。風がないのがうれしい、これは夜釣り日和です。

いつものフロートリグをつけ、ワームはマグバイトのスタンクリアを装着。

18時半ごろから実釣開始。

ロッドはいつものメジャークラフトファーストキャストですが、ネットで散々好感度の竿を見て来たので、ファーストキャストがまるで物干し竿ではないかと思えてしまい、イマイチ気分が乗りません。

しかし、いきなり20センチ超えのアジが食いついてくれました、勝手に食ってきてくれた感じです。これなら竿は別に高感度じゃなくても良い。冒頭のメバルはマグバイトがぼろぼろになったのでアジ職人に交換してすぐに食いついてきましたが遠投するとほぼ100%アジが食いついてくれます。

鈍感なヘッポコでも少しづつ経験値がアップし、今日は『向こうからガッついて釣れてくれた』釣果もありましたが、ゆっくり引きながら時々シャクった後にジグを沈下させ、しかし沈下させるときにラインがたるまないように糸ふけを取ってやる(これで正しいのか!?)なんてテクニックを使ったりしたところ、沈下の途中で食ってきこれを合わせて釣果に繋げたり、それなりに『釣った感』を味わうことができました。

去年はメバリングにはまりましたが、今年はまだメバルが少ないのと、メバルは向こうからガッついて向こう合わせでかかってくれる感じで今ひとつ面白みにかける気がします。その点アジングは自分で釣った感が味わえて断然面白い。

アジングの深みにハマりそうです。

ちなみにこの日の釣果は延々と最後の1投を繰り返しただけあって30匹程度の釣果ではないかと。上出来です。20センチ超えの良型も多数なのでブリ釣りの師匠に全部差し上げたいと思います(押し付け!?)。

さて、一流アジングロッドの購入についてですが、今のヘッポコはフロートリグにドはまりでもうこれ無しではアジングする気にならないので、繊細な一流ロッドを買ったところでうまくつかいこなせる自身がありません。もうちょっと情報収集してから考えようかなと思います。