じわりじわりと忍び寄る魔

 

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畑に移植したピーマン苗が食害でボロボロ・・・・

こんなの初めて

大分県内でもコロナの1日あたりの感染者数が大幅に増えたことで、『濃厚接触者』という言葉を直に耳にしない日はないというような日々に身を置いています。少し前には家族が高熱を出して、発熱外来を受診することになり、祈るような気持ちで結果を待っていたら陰性で胸をなでおろしましたが、もうまさに明日は我が身。

僕は事務職員を生業としていますが、医療関係の辺縁にいる関係でコロナのワクチンを接種することになりました。接種は受けなくても良いという選択制でしたので、ブリ効果で免疫力の高さを実感していた僕は『コロナなんぞ恐れるに足らん』という気持ちもあったので少しだけ迷ったのですが自分が感染して周りにうつしてはいかんと、接種を受けることにしました。

接種は2回接種です。未知のワクチンなので構えて接種を受けたのですが、1回目はなんともなし。

しかし、鬼門は2回目だそうです。僕より先に受けた職員が高熱で1日2日寝込んだりという話ですし、副反応は8割の人に見られるとのこと。

一昨日の水曜日にその2回目を受けたのですが、受けてから数時間は接種箇所が少し腫れた感じがするぐらいで後は何ともなし。

しかし、夜ウナギ釣りに行き、良型がつれないので車で仮眠したらそのまま熟睡してしまい目が覚めたら午前3時。

『喉がイガイガする!』

のは蚊よけに車内で焚いた蚊取り線香のせいでしたが、上半身がかなりな筋肉痛なのと

倦怠感と悪寒を感じます。シャワーを浴びて2時間くらい寝てから出勤をしようと準備をしたのですが、やっぱり体がだるい。

熱を測ったら37.1度でした。その後昼過ぎには熱が少し上がって37.5度へ。帰宅していろいろ家事をする気力が無く、ごはんだけ作って早々に寝たのですが、夜は体のきつさでうなされてしまいました。しかし翌日は37.0度に熱が下がり、だいぶ楽になりました。出勤して仕事をしているうちに体力が回復し、元通りに。

周りの話を聞くと、副反応は若い人に重く出る傾向にあるようです。

体内入った異物を排除するための免疫反応が若い人ほど活発ということなのでしょうか。

ワクチン打っても『(ブリ効果で)副反応なんて俺には出ねーぜ』なんて言ってたのですが、45歳のおじさんが若い人並みにそこそこ重い副反応が出たことに、『体はまだ若いっちゅうことやな』と自己満足しています。

コロナにおびえる私ですが、もう一つ心を曇らせているのが、ピーマンの生育です。

育苗に大失敗し、たまたま安価に売られいていた市販の苗を買い、これでもう豊作間違いなしと安心していました。しかし、いつもは5月の晴天で苗の活着が悪く、枯れる心配が尽きないのに、今年は梅雨が20日も早く来たので天の恵みに感謝していたらナメクジが大発生。

ナメクジの大発生は雨のせいだけじゃなく、畑の隅に収穫後の野菜の株なんかを引っこ抜いてそのまま積み上げていたのでこれをエサにナメクジが大量繁殖したものと思われます。

冒頭の写真のように、もう食害が酷く、茫然とします。夜ひっ捕まえて捕殺しても30分後には新手が忍び寄る感じで全くきりがない。

とりあえずナメクジの発生源である野菜くずの山に強アルカリ水を散布して巣を攻撃。

しかしナメクジはそこかしこに散らばっているので根絶は困難です、これはもう農薬に頼るしかない。でも毒々しい農薬は使いたくないと思ってネットで調べたらよいのがありました!

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有機栽培にも使用できるという安全性

スラゴという農薬。有効成分はリン酸第二鉄。禍々しい化学式の有機化合物ではないのがうれしい。これに全ての希望を託します。

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薬剤はこんな感じ。固いプラスチックの粒という感じです。

夕方、ナメクジの活動が始まる前にまきました。2日目の夜確認するとピーマン苗についていたナメクジの数が減ったような気がします。なんとかこれでピーマンが生育してくれることを願うばかりです。