年末年始釣りスペシャル ~年始編

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茶色ーい。全然インスタ映えしない・・・・


<ブリはこうして食べました>

12月31日についに念願のブリ(調べたら80センチ以上がブリだそうで、僕のは77センチで正確にはブリでなし)を釣り上げることができ、当日はもちろん2日目くらいまではブリを釣り上げた達成感と余韻にどっぷり浸かることができました。本当に幸せなひと時でした。釣行の結果を1行日記みたいな感じで記録していますが、9月にブリを狙い始めてから、実に25回くらい色んな防波堤に通い詰めました。

そりゃそれだけ恋焦がれてのぼせ上っていたわけですから、1匹釣り上げた感動は怒涛のごとしといったところです。

釣れたブリは1/4くらい刺身にして、後は西京漬け風にしました。味噌は西京みそではなく、フンドーキンのお気に入りの味噌を使いました。調味料の配合はネットで調べました。ネットは本当に便利ですねー。

ブリと一緒に大晦日に釣れたエソは『エソみそ』にしました。作り方はエソの身をほぐしてフライパンで炒めながら、味噌、砂糖、みりんで適当に味付け。早速、翌日ブリの西京漬け食べてみましたが、おいしかったです。でもそれ以上にうまかったのがエソみそです。エソのすり身を天ぷらにしたときは、パサパサして『うーむ・・・・』な感じでしたが、エソみそはうまくて、うまくて今は毎食毎食常にエソみそをご飯に添えて食べています。ご飯が進み過ぎるので血糖値が気になる僕には危険な一品に仕上がりました。

ママカリという魚がありますが、エソみそ、は釜泥棒と名付けてよいのではないでしょうか。

 

<2匹目のどじょうはやっぱりおらず>

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必ず頭から食らいつくのでしょうか

元旦は釣りをお休みしましたが、2日目には同じところに釣りに行きました。少しは期待したものの、やっぱりな・・・・の結果になりました。釣れたのはエソ2匹のみ。

エソみそはまだたっぷりあるし、どうしようかなと思いましたが、1匹は喉の奥にしっかりと針がかかっており外すのが困難でしたので持ち帰ることにしました。1匹目が小さかったので2匹目に釣れた上の写真のエソは針を外せる状態でしたが持ち帰ることにしました。

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尾の方から頭に向かってスプーンを動かして削ぐと良い感じ

<エソから身を削ぐ方法をちょびっと研究>

蒲鉾の材料としては一級品のエソですが、釣られて『なーんだエソか・・・』と言われるのもエソ。その理由は小骨の多さにあると。最初にエソをさばいてすり身天を作った時は小骨は気にならなかったのですが2回目にエソみそを作った時は、削ぎ取った身に小骨がまだまだ残っており、フライパンで炒めながら目についた小骨を結構拾いました。

そこで3回目の今回はどうやったら小骨を含まずきれいに身が削げるのか、少し工夫してみました。

そこで分かったのが

①エッジの効いたスプーン(ステンレスの計量スプーンがお勧め)で身を削ぐ

②尾っぽから頭の方向に向かって身を削ぐ?(そうすると骨が逆らわず、身についてこないない気がします。いや、実は逆だったりして。是非あなたも試してみて、僕が間違っていたら教えてください)

③スプーンに力を入れ過ぎず、軽く身をこする程度で少しづつ削っていく。

と、いうことです。

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お椀1杯くらいエソみその身がとれました

30センチ程度のエソ2匹で大きめのお椀1杯くらいの身がとれました。あまり歩留まりが良いようには思えませんが、冷凍したのでエソみそが無くなったらまた作ろうと思います。

 

<楽しいことやって免疫力アップ療法>

ブリを釣った翌日からちょっと喉の違和感が出たなと思ったら、1月2日に鬼門の咽頭炎を発症。少し前なら布団に入って養生していたところですが、繰り返し苦しんだ副鼻腔炎をブリを釣り上げるという目標をもって治癒させた(と思っている)経験があるので、すぐに家出の計画、もとい、釣行の計画を立てました。次の目標はクエです!!

 

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ボロボロのダイワリールに10号ハリス

実は1日の夜から2日の朝にかけて、泊りがけで蒲江に釣行に行っておりました。クエを狙ったのですが、釣れたのはウツボ3匹。でも大分近辺ではあまり釣れないウツボが釣れたのでクエも釣れるかも!?と、にわかに期待が高まっていたのです。

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ぐぉぉ!すごい引き(重み?)

エサはスーパーで買った脂ノリノリのノルウェーサバの切り身。おびき寄せるための集魚剤として以前釣ったアジをフードプロセッサーでミンチにしたものを使いました。

現場はながーい堤防ですからどこにポイントを定めてよいのかわからぬまま、適当に仕掛けを投入しましたがすぐにアタリがあり、合わせるとスゴイ引き。

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釣れたウツボ(何Kg?)

ウツボは根に入らせるな』というのがネットの情報なので、強引に巻き上げますが、リールが古くてガタがきてるのかうまいこと巻けません。でもそもそもあまり糸を出していないのでほどなくして狙ったウツボをゲット!

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マトウダイ(41センチ)の釣果も

夜が明けてから、堤防の内側で釣れた小アジを泳がせ仕掛けにして堤防外側に投げたところ、ほどなくしてマトウダイも釣れました。うれしいんですが、僕の場合泳がせで釣れるのはなぜか1匹が限度(エソだけは2匹まで釣れる)。後が続きません。

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4号磯竿も限界(獲物は海底に張り付き)

7時を過ぎてからはアタリが遠のき、今度は堤防内側にノルウェーサバの仕掛けを投入します何度かアタリはありましたが、うまく掛けることができません。その後2度ほど針かかりさせることはできましたが、相手が海底にガッチリ潜り込んでしまい、釣り上げるには至りませんでした。

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ウツボのから揚げ

目標のクエは釣ることができませんでしたが、二次目標(ごめんウツボちゃん)のウツボを釣ることができました。ネットの情報では寒の時期のウツボはウマい!という高い評判です。

ウツボのお味は>

刺身でもいけるということでしたが、うまく刺身にできる自信が無いのでハズレが少ないであろうから揚げにすることにしました。初めての食材なので失敗しないように唐揚げ粉(竜田揚げ粉ですが)は市販のものを使用。

では、肝心のお味の方ですが、ほとんど癖もなく、小骨は口から出せば良いので気になるほどでもなく、まずくも無いのですが、『もういいかな』というのが率直な感想です。釣り上げた後の処理の方法、体表のヌメリとりの方法(僕は塩をまぶしてとりました)、おろし方、全てにおいて素人の僕が初めてやって言ってることですから、本当は箸が止まらないくらいの潜在能力をウツボは持っているのかもしれません。

でもこれから本格的にクエを狙う(と言ってもお手軽に堤防から)とするならば、高い確率でウツボは釣れてしまいます。アジなら針を外すのは何の造作もないことですが、鋭い歯を持つウツボから針を外すなんて危険極まりないことです。今後釣れてしまったらどうしよう(仕掛けを外してあげないままウツボをリリースはあまりにかわいそう)というのが目下の課題です。