人生の谷間でもがいていた時、体も堪えて免疫力が低下。風邪を引いたかと思うと副鼻腔炎を発症して、抗生剤を飲んでもなかなか治らなかった時、ブリを釣るという目標をもって這い上がることができました。
一度谷間から抜け出したからと言ってその後ずっと平たんな道を歩けるかというと、そんなわけもなく、少し前からまた谷間に落ち込んでおります。
気持ちを沈ましたままではダメなので今回はこれでもかというほど頻繁にウナギ釣りに出かけております。
釣れた時の引きの強さはブリとは比べるべくもないのですが、今となっては高級魚となったウナギが身近なところで釣れるのでどっぷりウナギ釣りにはまっています。
現在自宅から近い2河川の遊漁券を購入し、いろんなポイントに行きまくっています。
ウナギ釣り歴はまだまだ浅いのですが、ウナギを釣るために重要なのはとにかく一番の良餌であるミミズを確保することにあると考えています。
雨後に山道を車で走ってシーボルトミミズを拾ったり、山沿いを走る道路の側溝にたまった腐葉土を掘ってドバミミズを探したり、けっこうあっちゃこっちゃとミミズ探しに奔走しています。
シーボルトミミズは雨後の山道をウネウネと移動しているのを拾うしか採捕する術を知らないのですが、ドバミミズは適切なポイントを見つけて掘れば捕ることができます。
そのドバミミズですがなかなか生息条件が厳しい。水分が多すぎてもだめだし、乾燥しすぎてもだめ、腐葉土の層が厚いのになぜかほとんどいなかったりと、生息にとっての良い条件がそろわないと見つけることができないという感じです。
しかし、昨日ついに見つけることができたのです、極太のドバミミズがわんさか採取できる黄金鉱脈ともいうべき側溝を。
昨日、一部分採掘しましたがまだまだ鉱脈たる側溝は長さがあって期待ができます。
今日はそのミミズを使ってまたまたウナギ釣りに行ってきました。最初に行った比較的よく行くポイントは根掛かり頻発で全く釣りにならず、昨日下見をした用水路的な川に移動したら僕にとっては爆釣で4匹もウナギを釣ることができました。
釣ったウナギは冒頭の写真のように、45リットルのバケツで畜養しています。別に泥抜きというわけではないのですが、ウナギの夜釣りから帰ってウナギをさばくのはキツイので活かしておいて週末にまとめて捌くという寸法です。