海没リール(ネクサーブ)の快挙

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やった! 今季初ブリ 87センチ(過去最大)

 

昨日のエクストリームVターン出勤ではカマスを泳がせたところ大物が食いついたものの、合わせがうまくいかず、すっぽ抜けてしまいました。しかしこの日も激熱でコノシロもカマスもわんさか漁港に押し寄せものすごい活況でした。

 

そして迎えた29日祝日は前夜から5mm程度の降水量の雨でしたが、まさに慈雨。

最近雨が少なく、畑に移植した(乾燥には強い)ミニトマトが水不足で元気がなく、このまま雨が無ければ厳しいなと思っていたところのまとまった雨です。

 

以前は休みの日に雨だと「釣りづらいな・・・・」と渋い顔をしていたのですが、釣り熱が病的になった今では5mmぐらいの雨はどうということもなく、帰って釣り人が少なくて釣りやすいと喜ぶぐらいです。

 

この日の現地到着は3時半ごろ。先行者はショアジギの若者2名でした。一人の方が気さくに声をかけてくれたので釣り場の情報交換。この方ルアー専門とのことですが今季は青物を40本!!も上げているとのこと、す、すごい!!

情報交換の中でダイワのルアーセットアッパーが良いというので僕もちょうど手持ちがあったので後で試してみることしました。

 

まずはエサのカマス釣り。ワームで狙います。前より釣れません。サイズは小さいのですが何とか3匹確保して泳がせスタート。

 

と、そのうちコノシロも回ってきたのでコノシロも確保しとくか、と引っ掛けでゲットしようとふと泳がせ竿を見ると

 

宙に浮いとる!!!!

 

どういう状態かといいますと、最近は青物に竿を持っていかれないように必ずポリエチレンのロープをリールにかけているのです。しかし、青物が走り、ラインが全部出尽くしてしまったのでまさに海に引き込まれる寸前だったのです。

 

リールのスプールにはPEを直結して巻いていたので獲物に引きに結束部分が分解する寸前みたいな感じでしたがなんとかPEを指で押さえ、それを防ぎます。そしてリールを巻きますがPEの結束がスプールにガッチリではなく、遊びがあるのでいくらリールを巻いてもクルクル空転するばかり。仕方なく10回くらい手でスプールに巻き付けてからリールを回転させると今度はちゃんとラインを巻けるようになりました。

 

そこそこの引きを味あわせてもらって上がってきたのは

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68センチ ハマチ

 

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役に立ったポリエチレンロープ ~海没の教訓が活きた!

ハマチでした。

ドラグを緩めて音が鳴るようにしていたのですが、実際には無音。このハマチを釣り上げたリール「ネクサーブ6000番」は海没後、逆回転したりと調子が今一つです。

しかし、1度海没したのに良い仕事をしてくれました。

 

まだ海面が騒がしい(ベイトがわんさか)のでもう1匹を狙おうと、残りのカマスを泳がせたところ、また来ました!

かなり強烈な引き、しかしラインブレイク

確認するとリーダーとスナップサルカンの結束部分がブチ切れておりました。10号をブッチギるとはかなりの大物がいるに違いないと引っ掛けでデカコノシロをゲットし、泳がせたところほどなくして大物が食いつきやりとりスタート。

 

これがかなり引きます。ラインがジージーと音を立てて出ていきます。ハリスもリーダもナイロン10号ですが最近は10号でも簡単に切られることがあるので「走るときは走らせて大人しくなったら寄せる」ブリ釣りの基本を思い出し、慎重にやりとりします。

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堤防の際まで寄せました ~ほとんど見えませんが

 

15分くらい丁寧にやりとりして寄せたギラリと白銀に輝き、しかもでかい。夢の90オーバーか?と喜ぶ一方で、対するタモが小さくとりこみが非常に厳しいものになると予想。実際タモ入れしましたが4,5回失敗したところで先ほどのショアジギの若者がギャフを打ってくれて無事取り込むことができました。

 

ほとんど技量を必要としない泳がせ釣りですから、せめて最後のタモ入れは自力でというポリシーですが夢の90?に逃げられては立ち直れないのでギャフを打ってくれた若者には大感謝です(ちなみにこの若者、元TOKIOの長瀬君にめちゃくちゃ似てるナイスガイでした)。

 

1日に2本青物を上げたのは初めてです。しかしこれまでにも大物にラインを切られたことは数度。10号を切られたことも今日を含め2,3度あるので今後ラインをどうするかなーと検討を迫られています。