小麦ちゃん3度目の脱走

昨日の午前中休み(釣りに行くために頂いたお休みです)を利用して女神様の防波堤へ。この日はブリも狙いましたが最初につけた小鯵は海藻に引っ掛かったのか外れてしまい、その後付けエサが無いのでダメ元でつけた15センチくらいのアジは根がかりしてしまい結局アタリ無し。

 

アジの方はポツポツとアタリはありましたが結果10匹。でも二桁行けば、ありがたい。隣の常連さんは6匹と、今日は総じて渋かったようです。

 

帰り際に女神様に会いに行ったら、女神様の釣果は17匹。毎日来る地元のおじいさんは30匹と入れ食いだったようです。

 

で、今日は女神様の横で釣らせて頂こうとエクストリームVターン出勤する予定でしたが寝坊してしまいました。仕事に行く前の時間としては余裕があるので昨日釣ったアジを一夜干しの干物にすることにしました(冒頭の写真)。

 

ヘッポコは一夜干しというくらいだから夕方干して、翌朝には取り込む、と思っていたのですが最近、今更ながらですが”日中干す”ということを知りました。

 

そこでアジに塩をペタペタと指でこすりつけて日中干してみましたが、家族からは塩辛いとの評価。ちゃんと塩分量を図って1匹1gにするようにしたのですが、20センチクラスのアジに1匹1gは塩分が多すぎたみたいです。しかも均等にはつけられなかったでしょうし。

 

そこで今日は1匹0.6gになるようにしました。でも6gの塩を10匹に均等にまぶすのは難しい。そこで6gの塩をギリギリ溶かせるだけの水に溶かしてこの溶液にアジを1匹ずつつけていくことにしました。このギリギリの水で作った塩水をうまいこと10匹に均等につけることができましたので今日の夕方が楽しみです。

 

アジの釣果と言えば、先日の日曜日はアジ売りの本番の日で、女神様の行きつけの堤防に一番乗りしたのですが時合の時間になってもヘッポコのウキはのんびりプカプカするだけ。一方で地元の常連のおじいさんは投入すればすぐにウキが消し込みます。

内心、指をくわえて見ていたのですがそのうちヘッポコもウキが勢いよく消し込むようになり、アジ20匹程度、かたぼしイワシ2匹の釣果。女神様から7匹頂いてバザー会場へ。ヘッポコの釣りたてのアジを楽しみにしてくれている方もいらっしゃるようで完売でした。感謝!クリスマスまであと2、3回は行けると思うので頑張ります!

 

さて、釣りが終わってから畑仕事などしようと思ったのですがその前に昼寝、と思ったら最近眠りが足りてないのか、2,3時間寝てしまい、気が付いたら夕方近く。

 

それでも2時間ぐらいは畑仕事ができるだろう。そうだ!今日は小麦ちゃんも畑につれていこう、と小麦ちゃんを抱きかかえて畑へ。

 

そして小麦ちゃんを地面に置いたところ・・・・・

 

即、警戒時の鳴き方になってとことことヘッポコから離れていきます。

これはまずい!!!

(今までキモオヤジにナデナデされまくっていたことに耐えかねたのでしょう・・)

 

一緒にいた家族が追いかけますが飛び回って逃げ、姿が見えなくなりました。

追いかけるなと、言ったのに。

もちろん外には出さないでという家族の意見があったのに連れ出したヘッポコがそもそも悪いんです。

 

たしかここらへんだと思うんだけどなー・・・・着地点と思われる草むらを中心に散々小麦ちゃんを探し回りましたがどこにいるのかさっぱりわかりません。

ヒヨコが鳴けば心配して声を上げるのではないかと、ヒヨコをピヨピヨ鳴かせながら歩き回りましたがこれにも反応なし。

 

こりゃもうだめだ。残念だけど2か月大事にかわいがってそっぽを向かれるんじゃ、縁が無かったと諦めるしかない、と思いつつ着地したであろう草むらを注意深く目を凝らして探していると、

 

草むらに茶色がかった白っぽい塊があります。むむむ??

これはもしかして!!

 

手でむぎゅッと掴みます。

が、手ごたえが無い!声も出さない!!

 

え?死んじゃってるの???と思ったその時、キャキャキャキャキャーっと悲鳴を上げました。良かった!生きてた。

 

小麦ちゃんはチャボです。子育てもうまいし、人にも懐きやすい、家禽です。しかしその潜伏能力の凄さ、まさに野生です。

一旦身を潜めたらすぐ側に追手が忍び寄ってきても声も出さない、微動だにしない。

 

これが飛べないニワトリが自然界で生き残っていくためのサバイバル術なんでしょうね。白くてちっちゃくて野生なんて感じられない小麦ちゃんですが、本能を忘れてないことに敬服してしまいました。

 

 

箱入り娘だけど飼い主の思い通りにはならない気高いお姫様

(でも、かわいい)