オキアミ無双

土・日・月(体育の日)と3連休。もちろん朝マヅメは釣りです。

初日の土曜日、オキアミ多めで臨んだのですが、20センチ近辺が3、4匹だけでした・・・。

持って帰ってもしょうがないので同釣のAさんにもらってもらいました。

土曜日の夜は女神様の情報を元に、新規開拓しましたが、10センチぐらいの小アジ2匹と厳しい釣果。

そして昨日の日曜日も女神様の防波堤にてオキアミ多めで臨んだところ、食っては来るんですが掛りが甘いのか巻き上げ始めでバレてしまい、サビキを新品のケイムラレインボーに換えたところ、一瞬だけ時合が来てくれて6匹の釣果。

6匹くらいもって帰ってもこれまたしょうがない・・・。微妙な釣果。

お隣の常連さんが『今日釣れたアジはお客さんに持って帰ってもらうために釣っている』とおっしゃるのでヘッポコのアジをもらってもらいました。

 

ここら辺までのお話はヘッポコの通常運転なので、取り立てて書くべきことは無いのですが、ヘッポコの隣に遅れてやってきた釣り人(おそらく海外の技能実習生の方)が凄かったんです。

明るくなってしばらくすると時合が終わって常連のベテランさんの竿先も静かになるのですが、その方は入れ食いとまでは行かないのですが時合が終わっているだろうにも関わらず20センチ近辺の良型のアジに次々と竿先を絞り込ませながら抜き上げていくのです。

ヘッポコは隣の常連さんと顔を見合わせ、その秘儀は何なのかとヒソヒソ話。

ただ単にまぐれで釣れるということは無いでしょう、必ず好釣果には理由があるはずです。ヘッポコは頭をひねるばかりだったのですが、常連さんが気づきました。

『オキアミだけで釣っている』と。

たしかにオキアミが入った袋そのままが堤防に置かれてあります。さすが経験豊富な常連さん。それに違いない。だったら明日はオキアミだけで釣ってみよう!とヘッポコは思うのでした。

 

でも超絶オキアミパワーをすぐにでも体験したくなり、雨が降る中、夕マヅメ狙いにまた防波堤へ。時合前に到着できたのですが、良型のアジに竿先が絞られることはなく、移動した堤防先端で5分ほど10センチくらいの小鯵が鈴なりになってくれたのみでした。

だったら遠投はどうか、とウキを付けて10mくらい遠投したところ1分ほどしたところで急にウキが勢いよく沈みました。

なんだこれは!!かなり強い引きです。

セイゴか??と思って寄せてみて、ライトに照らされた魚体はアジっぽい。

アジでこの引きはかなりデカいに違いない、バレるなよー、と思いながら無事に取り込めたのが冒頭のアジでした。サイズは測らずじまいですが、30は越えているはずです。当然2匹目を狙ったのですが、その後は沈黙。翌朝の朝マヅメを狙うことにしました。

 

そして今日、満を持してオキアミオンリーで朝マヅメを狙いました。

 

堤防到着は5時前。いつもは5時半頃現着で泳がせの準備も整うことなくアジの時合の時間帯突入のパターンですが今日は準備に十分な時間があります。泳がせの準備もしてからオキアミオンリー(オキアミの汁気が多いのでパン粉は少し混ぜました)、サビキ針は蓄光サビキピンクで真っ暗いうちからアジを狙ったところ、1投目から良型のアジ。その後もアタリは途切れず、6時前の時合には入れ食いに近い状態に。泳がせには30センチくらいのセイゴと40センチクラスのフッコも食いついてくれ、アジは20センチ近辺が25匹と1か月ぶりくらいの2桁釣果となりました。

いやはやオキアミの集魚力はものすごいです。

思えばヘッポコも海釣り(サビキ釣り)を始めたばかりの頃は汁ベチャベチャのオキアミオンリーでやってた気がします。その後オキアミに米ぬかを混ぜ始め、常連さんに教えられてパン粉9割、オキアミ1割(常連さん達はほぼ毎日アジを釣りに海に来るので節約のためこのレシピになったのではと)くらいの最近のレシピにたどり着いたのですが、このレシピ、釣れるときは釣れるんですが渋い時はやはりオキアミオンリーが効力を発揮すると思います。

ただ、オキアミオンリーが最強と早合点してはいけないところがサビキ釣りの奥深さなのかもしれません(次は釣れないかも)。

 

アジシーズンを前に、サビキ道具買い込んでしまいました。

2回使ったらサビキ針を替えるという常連さもあります。ヘッポコは5回くらいは使いたい。

 

久しぶりの2桁釣果。1つの皿では収まらないくらいのアジが釣れました。40センチクラスのヒラフッコは写真を撮ったっつもりが、撮れてなく。