年末年始、釣りチャレンジ最終日5日目。ついに間違いなくブリが来ました。
朝7時。ブリが来るとは思っていないない時間帯です。いきなりドラグが唸りを上げ、
一気にラインが走ります。
食い込ませて針がかりさせるため、しばらく走らせ、しかしPEのラインがイエローゾーンに入ったので合わせたところ、ドンという重み。針がかりOK!!
しかしその後、横の方に走り、他の釣り人の邪魔になりそうになったので竿で制御しようとしたところプッツリとラインが切れた感触。
ため息。
・・・・・・・・・どこから切れたのか。
確認するとPE部分で切れていました。
この日のハリスはナイロン10号に長ーいリーダーナイロン7号。そしてPE2号。
ナイロンとPEの結束はそれしか方法を知らないFGノット。
なぜ切れたのか。
可能性としては
・走らせすぎて加速がつき荷重が増してラインが耐えられなかった
・もしかしたら竿先をブリに向けてしまっていたかもしれない
・釣行回数が激しいのでラインが傷ついていた
・FGノット部分が分解した
めったにないブリが針がかりしたのに、絶好の機会を逃してしまい、もんのすごい喪失感に襲われます。考えてもしょうがないことを未練がましくあれこれ考えたり。こんなガックリするんならかえってブリが来なかったほうが良かったとすら思ったり。
翌日からは仕事。5連休の後、仕事に出ること自体は全く苦には感じませんでしたが、次に釣りに行けるのが5日後と考えると『そんなに待てん!!!』という気持ちでいっぱい。大物?を逃してしまいましたが、『けたたましく唸るドラグ、そして海に向かってレーザーのように伸びていくライン、竿を通して感じる重量感』やっぱりブリのアタリは別次元で、一度味わうとその魔力に取り付かれてしまいます。
でも、しばらくブリのことは忘れないと。
翌日は幾分気分が落ち着き、失敗を教訓にして次こそは、と再起の炎を燃え上がらせることができました。
いつものブリ釣り用の磯竿のラインはPE2号。PE2号でもブリを釣り上げることはできると思うのですが、懸念は散々釣りに行きまくってラインが傷ついてないかということです。ラインをリールから引き出して通常使うあたりの部分の傷をチェックしてみましたが目立った傷はないようです。新しいナイロン7号を結束しましたが、不安は解消されません。
クエ釣り用に買ったけど倉庫に眠ったままになっているセドナ6000を取り出して今度はこれを使ってみようかと。でもPE4号に結束したナイロン10号がゴワゴワ過ぎてライントラブル必須で実用に耐えそうにありません。仕方なくリーダー部分を2mくらいに短くしました。本当はながーいリーダーを組んで浮きを仕込みたいのです(浮きがあるとおおよその仕掛けの位置を把握できるからです)。
浮きを仕込めないなら、フリーで泳がせるしかないのですが、土日は込み合うのでどこに仕掛けがあるのかわからないフリーは使えそうにありません。来週平日休みがあるのでそこで使おうかなと思っています。
5日間待てないので、ブリ釣りは無理でも、カサゴを釣りに行ってきました。
22時半ごろ満潮の日の20時過ぎに現地到着。
僕の場合、ワームではなく、北欧産の脂ノリノリの塩サバの切り身で狙います。半額のサバを買っておいて、身の部分はくり抜いて塩を振って脱水し、ペラペラにした切り身です。これにチヌ針7号ハリス2.5号を結んで、重りは10mm大のガラスビーズを中通しとして使います。写真はビーズ1個ですが、重さが足りなかったので後で1個増やして2個にしました。
これをシーバスロッドでキャストして着底させ、竿をあおって仕掛けを浮かせ→着底→あおって浮かせて着底を繰り返すという釣法です。
根掛かり必須なのでハリス付きの針を10本以上用意して臨みます。
到着当初はアタリがありませんでしたが、満潮の1時間前から急にアタリ出し(テトラ帯を横に移動しながら釣るので単にいいポイントに当たっただけかも)、2時間半で10匹の釣果でした。カサゴのサイズはまあまあのサイズばかり釣れましたが、この日は狙っていた30センチサイズは1匹も釣れず。潮位が低かったのかなんなのかわかりませんが、残念。釣れたカサゴは全部リリースしました。
この塩サバ引きずり釣法、穴釣りではないのですが結構釣れます。この場所が良いのでしょうか。でもここで夜、カサゴ釣りをしている人を見たことがありません。今冬は何度か通って30センチクラスを釣り上げたいと思っています。