ボロッボロのリールだけど

先日ヘッポコ史上最大の大物を釣り上げることが出来た時の泳がせエサはコノシロでした。このコノシロを引っ掛けるのに使っているのがシマノの一番安いリールFXの4000番です。

このリールはヘッポコがなんとなく海釣りを始めた2019年から4年くらい使っているものです。安いからと丁寧には扱わず、堤防直置きでいろんなところに傷はついているし、海没も経験してはいますが、最初はナイロンラインを巻き、専らサビキ釣りに使用していました。その後コノシロの引掛け釣りのために、ラインをPE2号に換え、去年の秋のアジのサビキ釣りでも堤防直下に落とし込む方法でそこそこの釣果を得ることが出来ました。

去年の春にはコノシロを引っ掛けた際にハマチがそのままそのコノシロに食ってきて青物を釣り上げたこともあるヘッポコにとっては思い出深い大切なリールです。

このFX4000番が最近、負荷がかかったときに完全に逆回転が防止できず、空転が多発するようになりました。

そこで先日分解清掃を試みたのですが、不注意でピンセットで掴んだ際にワンウェイクラッチのベアリングを飛ばして紛失してしまいました。翌日は泳がせ釣りだったので仕方なく、不完全な状態のまま使いましたがクラッチが働かないので全く逆回転を防止できず非常に使いづらかったです。

しかしそれでもコノシロをひっかっけてハマチもオオニベも釣ることが出来たのですから一番安いリールであろうが値千金の価値あるリールに違いありません。

リールは他にもありますから『お役目ごくろうさん』ということもできるのですが、4年間一緒に釣りをしたかけがえのない仲間のような気がしてそのままお役御免にはしたくありませんでした。

今日、再度飛んで行ったベアリングを探したところ、運良く発見することが出来、再度分解洗浄することにしました。

今回はワンウェイクラッチのベアリングなどのサビ落としをして再度組み付けるだけです。

ワンウェイクラッチの構造はFXよりすこーしだけ高いシエナと同じもののような気がしました。サビを落として組み付けるとクラッチはなんの不具合もなく完動してくれました。

明日は泳がせ釣り。

サワラを狙います!