今日は野菜の収穫と冬野菜の害虫防除に、夜の畑に出かけました。
最初にダイコンの点検。9月の初め頃蒔いたダイコンは、その後ダイコンサルハムシの
食害で葉っぱがボロボロ(壊滅)になったので泣く泣く引っこ抜きました。上の写真は別の畝に植えたダイコン(品種:大蔵)です。このダイコンについては適時に間引いたり、ダイコンサルハムシの捕殺に努めたので今のところ順調に育っています。
しかし、気を抜くとすぐに害虫たちにやられてしまいます。明日からしばらく天気が良さそうなので後でヨトウムシ対策のゼンターリを散布しました。これで少しの間はヨトウムシの食害を防ぐことができます。
しかーし、恐れていたことが起こっていました。防除に努めたダイコンサルハムシがまた発生しています。
ダイコンがまだ双葉のころは見つけて捕りやすかったのですが、これだけ葉が茂ってくると見つけても間に入り込んだダイコンサルハムシを捕まえるのはなかなか困難です。
10本程度ならやろうかという気になりますが、今のところ3百本ほど植わっているのでとても点検して捕殺などしていられません。とりあえずヨトウムシ対策でゼンターリを散布しました。
ネットで天然の除虫菊が害虫に効くという情報を仕入れていましたのでこれはもうこれに頼るしかない、とアマゾンで注文をしました。到着まで耐えてくれダイコン。
ダイコンの点検の後は、ピーマンの収穫です。1週間ほど採らずいたので大きい実が結構とれました。
ピーマンは野菜の少ない今の時期は本当に助かります。まだ葉っぱも青々しており、霜が降りる前くらいまでいけそうな気配です。これで家族には大不評ですが私的には絶品のタイカレー風がまだしばらく食べれそうです。
それにしてもピーマンは不思議な生命力をもった野菜です。他の夏野菜がもう既に枯れてしまった中、まだまだ実をつけて元気とは。一方でピーマンは大器晩成な感じです。
というのも、他のナス科の野菜(トマト、ナスビ)の中でダントツに成長が遅い気がします。私の育て方が悪いのかもしれませんが、種を蒔いて芽が出てもなかなか葉っぱが大きくならず、まごまごしているとすぐにナメクジやヨトウムシに葉っぱを食べられて枯れてしまいます。私の中で苗を育てるのが一番難しい野菜です。
ちなみに、私が植えているピーマンの品種はF1のフルーピーイエローと、固定種の魁ピーマンの2種類です。
フルーピーイエローは作り始めて今年で3年目くらいになりますが、苗まで育てるのは大変でも、一度実がなりだすと豊産で形も良く、肉厚で、苦みが少なく、いいとこづくめです。種は少し高めですが十分に元がとれます。
固定種野菜を中心に栽培していますが、フルーピーイエローを栽培してみてF1野菜のすごさをまざまざと実感しています。