<鎌の刃を研ぐ>
春になって雑草の成長も勢いが増してきたので、昨日、畑の草刈りをしました。
去年の夏ごろまでは草刈り鎌を使って悠長に草を刈っていたのですが、プロ農家の方からすると私の草刈りが全くダメで畑の地主さんにご迷惑をかけてしまいましたので去年の秋ごろに実家の父親から中古のエンジン式草刈り機を1万円で売ってもらいました。
昨日はそのエンジン式草刈り機を使ったのですが、本当は僕はエンジン式は怖いので使いたくないんです。
仕方なく、高速回転をする凶器と向き合うのですが斜面の草を刈るとき、足が滑ってあの刃が身に降りかかってきたら・・・・なんて思うと気持ちがへっぴり腰になります。しかもこの中古のエンジン式、中速を選んでいるつもりなのに使っているうちに勝手に?高速モードになってて勢いがすごいんです、そしてその高回転がこわいんです。
斜面の草は草刈り鎌で刈ることができるから別にエンジン式のが無くても良いんですが、平地の地面の草は草刈り鎌じゃ刈りにくいので断然エンジン式の方がきれいに刈れると思うんです(←僕はですけど。プロ農家の方からすると草刈り鎌で十分平地の草も刈れるのかも)
しかーし、平地の草刈りに威力を発揮するエンジン式なんですが、僕が嫌なのが土とか、石とか、側溝のコンクリート部分とかに回転刃が当たった時のあの『ジャリーン!!』という金属音なんです。金属片がぶっ飛んできそうでこわいんです・・・。
ビクビクしながらもなんとか一通り畑の草刈りを終えましたが、今度はできるだけ草刈り鎌を使って草を刈りたいなー、と思って最近全然研いだなかった鎌を研ぐことにしました。
包丁なら2,3分で使える程度に研げるんですが、鎌は刃が湾曲してるし、持ち手が刃とほぼ直角なのでいまだに鎌の刃研ぎの正しいやり方を知りません。
今日は、時間も長めにとって、いつもと違うやり方で研いでみました。普段なら農作業用のコンパクトな砥石を使うんですが、今日は台所で包丁研ぎ用の砥石を使ってみました、最初はなかなか刃先が鋭くならなかったのですが、時間をかけて研いでいるとそのうち刃先が鋭くなり、うちで一番切れる刺身包丁までとはいきませんでしたが、結構いい切れ味になりました。
<コロナ>
コロナなんていうとかわいい響きですが、だんだんと恐ろしいことになってきました。中国が危機を脱し、日本も感染爆発には至っていなかったのでこのままいつもの日常に戻るかと思っていたのですが、そんな生易しいウイルスではないような気がしてきました。ウイルスは生物ではないとのことですが、単なる遺伝情報の塊がこんな狡猾な方法で自分のコピーを増やして増殖して、地球を席巻しようとするとは。ネットでニュースなどを読むと心に鉛を抱えたような気持になってしまいます。
新聞にとある雑誌の見出し広告が載っていたのですが、コロナウイルス感染症のことを発生地の地名を冠して○○肺炎などと呼称(WHOは差別や偏見を誘起するので感染症に発生地の地名はつけないという指針を出しているとか)して、発生国の対応のまずさを指摘して糾弾する内容でした。もしかすると初動の対応がまずかったり隠蔽のようなことがあったのかもしれませんが、今それを言わなくても、と僕は思うのです。今は国境を越えて人間が団結してウイルスに立ち向かうべき時ではないでしょうか。