虚空を仰ぐ

釣れたど!と自己顕示欲を高められるような魚が釣れてません。激熱の冬の泳がせ・・・のはずでしたが、行けども行けども空振りの山を築くばかり。それでも釣りには行きまくっているので釣り日記のつもりで記録だけは残しておかないとと思っていたら新年からとんでもない災害事故が発生し、こんな時に釣りに行って呑気にブログなんてあげてる場合か、とさすがのヘッポコも思っていた次第です。

今年は女神様の防波堤はベイトが少ないこともあり、青物は2本だけしか上げられませんでした。

これはさすがに、と泳がせの場をI港に変えたのですが、ここが激熱激戦区で釣り座を構えることから苦戦しています。釣れたのはサワラ1本とエソが4,5匹といったところです。こちらも行けども行けどもボウズ地獄です。

季節の通り寒々しい冬ですが、良かったことと言えば、釣具屋さんの年末セールで図らずもセドナの8000番が3,100円という激安価格で手に入れることが出来たこと。これですぐに泳がせに投入できる予備機はセドナ6000番1台、8000番の2台体制になりました。でも、肝心の大物がこれじゃな・・・という寂しさもあります。

他に良かったことと言えば、1年ぐらい原因不明だった釣り車のプラドの下回りからの異音がラテラルロッドの長さ調整部分のガタだったことがようやくわかり、修理に出せたことです。結果ヘッポコの読みが当たったようで、調整部位を溶接してもらうことで異音が無くなって心穏やかに釣り場に通うことが出来ています。

 

最後に良かったのが実家の軽トラが維持されることになったことです。父が免許返納をしたので軽トラも売りに出す、予定だったのですがヘッポコが農作業に使いたい(年に数回ですが・・・)という無理を聞いてくれて維持してくれることになりました。これで支柱、たい肥、耕運機運びの心配が無くなりました。

 

泳がせはサッパリなので何かほかに打ち込める釣りを、ということで昨年の1月に良い思いをしたアジングに熱くなっています。

お気に入りのワームは海太郎スパテラです。後ろのヒラぺったいピラピラがアジを誘惑してくれそうな形をしています。

 

そして欠かせないのがフロートリグ。

下手くそ最上級のヘッポコのキャストでもぶっ飛んでくれます。常にフロートリグ仕様です。

フロートリグも既製品は1個600円くらいするので、お財布に優しい自作仕様です。

youtubeで自作動画があったのでまねして作ってみました。ネットで売ってるラグビー型の蛍光スーパーボールにステンレスの芯を入れてスナップ付きサルカンをつないで作っています。製作費は1個100円程度です。

1月1日夜の釣果です。20センチ程度のアジ10匹にメバル2匹でした。メバルは抱卵してそうでしたが長野県から兄一家も帰省しているのでお持ち帰りしてしまいました。メバルをうまいうまいと食べてくれたようで良かった。

そして昨日の釣果。20センチ程度のアジ6匹にカマス1匹。他にヒラセイゴ1匹、メバル5匹釣れましたがアジカマス以外はリリース。かすかなアタリを合わせて釣りたいところですが実際は向こうからガッついて針がかりしてくれるパターンが9割と言ったところ。泳がせ同様、釣れてくれた感が多い状況です・・・。

1月1日の夜、アジングを終えて実家に帰ったところ、兄がヘッポコを見て地震があったこと、『釣りに行くなら携帯持っとかないと地震速報入らなくて危ないよ!』と注意してくれました(アジングの際は手が生臭くなるので最近スマホは置いて置くことが多いです)。

 

地震、と言っても大したことないよね、と思っていたら時間の経過とともに全容が明らかになるにつれ希望的観測は打ち消されてしまいました。

 

日本中の方々が被災地の窮状に心を痛め、『何かしたい』、と思っているはずです。

でも

・現地への高額寄付をした芸能界の方が売名行為と批判される。

・現地に救援物資を届けたり、現地に入って惨状をネットで訴えた方々が、道路事情が  

 悪化する中駆けつけるのは交通を混乱させている。

・国会議員が現地の炊き出しのカレーを食べたら『被災者用のカレーを食いやがって』と批判される。

それも口汚い、小馬鹿にしたような言葉も使われて。

たしかに、良かれと思って現地入りしたことでも、現地の交通事情に迷惑をかける一面はあるかもしれません。

しかし、少なくとも善意の発露として行動を起こしたわけですから、この方々がいきなり頭ごなしに否定されることをしたとはヘッポコは思いません。

寄付だって、どこに批判される余地があるんでしょうか。しないより絶対した方が良いですし、表明することでその輪を広げることもできると思います。

被災地で食べたカレーだって、支援に来てくれた方に被災者の方が『これは俺たちの食べるカレーだっ!』て言うでしょうか。情報発信することで支援の輪が広がる可能性だってあるし、それが国会議員の務めでもあると思います。

何故、座視せず手を差し伸べようと行動を起こしたことを全否定しようとするのか、言い方にも問題があると思います。行動を起こした気持ち自体には拍手して、でもね、と柔らかく諫めるような物の言い方ができないもんでしょうか。

 

ヘッポコの職場では昨年から社用車乗車の際のアルコール検査が義務付けられました。法令遵守法令遵守で安心安全の世の中には近づいていると思いますが、その一方でおおらかさが失われ、冷たい社会になってきているとひしひしと感じています。

↓こんな記事も(ヘッポコも思い当たる節はあります・・・反省)

 

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